2019年4月15日から、新しい電動バイク(E-bike)の安全基準が正式に深センでも施行開始されました。
(ペダル付きなので、日本語では「電動自転車」の方が正しい言い方かもしれませんが、当記事では「電動バイク」と統一します)
この基準は電動バイクの製造・販売・購入利用に大きな影響を与えるものとなります。
2019年4月15日 施行開始
この新基準は「GB 17761-2018」と呼ばれ、去年(2018年)の5月に発表されていましたが、2019年4月15日に正式実施されたとのことです。
変更点はどんなところでしょうか?
新基準(旧基準との比較)
分かりやすい比較表が公開されています。
- 最高速度:20km/h → 25km/h
- 最大重量(バッテリー含む):40kg → 55kg
- 最大出力:240W → 400W
- 最大航続距離:25km → なし
- 電圧値:48V → 48V
- ペダル:必要 → 必要
これらの基準はすでに販売店が対応済(のはず)なので、購入者側はあまり気にしなくていいのかもしれません。
その他指針
ソースとなる記事中には、安全に走行するための指針も記載されています。
- 乗車中は常にヘルメットをかぶる
- 車道以外の場所では、15km/h 以下の速度を保つこと。高速道路は走行不可。
- 指定されたエリアでバッテリーの充電を行うこと。階段や非常口で充電を行わないこと、充電する目的でバッテリーを家に持ち運ばないこと。
新旧の基準を比較してみると、最高速度や出力などが増加しているので、規制緩和の印象が強いように見受けられます。
電動バイクの購入を検討している方にとっては、選択肢が広がりますね。
電動バイクの出力が上がった分、事故の起きる可能性も高くなったと言えるので歩行の際はお気をつけください。
当記事は、蛇口エリアの外国人登録センター「MSCE蛇口境外人员管理服务中心」の記事を翻訳したものです。
詳しい情報は以下のソースをご覧ください。
MSCE蛇口境外人员管理服务中心:Shenzhen Started New National Standard for E-bike 深圳实施电单车新国标!