新型コロナウイルスのアウトブレイクをなんとか阻止しようと、深センの地下鉄(深圳地铁)では乗客の体温チェックや消毒作業を行っていますが、どのくらいの頻度で消毒作業を行なっているのでしょうか?
深圳地下鉄は本日、地下鉄駅の防疫・消毒ガイドラインを策定し、消毒について説明した記事を公開しました。
公開されたガイドラインを抜粋してご紹介します。利用者の多い福田駅などは1時間に2回消毒を実施しているようですね。
Source:
(記事内の写真はすべて上記リンク内から)
列車の消毒作業
まず、列車の消毒について。
最終駅に到着し、乗客全員降車後の折り返し時間を利用して列車の車両を消毒し、清潔する。
駅の消毒作業
利用者の多い駅は「重点駅」として定期的に全面消毒します。
重点駅
- 羅湖駅
3時間に1回の消毒- 福田駅
(11番線)1時間に2回の消毒
(2号線)1時間に2回の消毒
(3号線)1時間に1回の消毒- 布吉駅
(5号線)2時間ごとに1回の消毒
(3号線)2時間に1回の消毒- 深圳北駅
3時間ごとに1回の消毒- 空港(机场)駅
3時間ごとに1回の消毒- 深圳湾公园駅
3時間ごとに1回の消毒
駅構内の清掃消毒
駅運営の具体的な現場要件に応じて消毒し、少なくとも1日1回は消毒を行う。
セキュリティ機器や温度銃(体温計)は1〜2時間に一度消毒。
トイレ消毒
トイレの床、壁は、少なくとも4時間ごとに洗浄・消毒し、有効な塩素含有量2000mg/Lの消毒剤を使用して消毒する。
ドアハンドル、蛇口スイッチ、洗面台などは、有効な塩素含有量500mg/Lの消毒剤を使用して4時間ごとに拭き取る。
商業地区の消毒
华新、黄贝岭、华强北商業地区の公共エリアは、1日に1回完全に消毒する。
エレベーターボタン、手すりベルト、ドアハンドル、蛇口、テーブル、椅子、ゴミ箱など、公共の接触部分は3時間ごとに消毒する。
駅・商業地区におけるマスク回収
駅や商業地区には廃棄マスクの回収ポイントを設置し、専用消毒で回収・処理する。
(・・・再利用しちゃう人がいるからですね)
先日から全利用者への体温検査が実施されたり、駅員の方々の仕事が増大していますが
裏で定期的な消毒作業なども行なっているということを知ると、安心して利用できます。
事態収束に向けて協力していきたいですね!本当にご苦労様です。