2020年2月は深センにとっても激動の月でした。
これまでに中国政府や地方政府(広東省・深圳市)は新型コロナウイルス感染を防ぐべく様々な施策を矢継ぎ早に打ち出してきました。そして2月18日には広州/深センで初の1日の感染者ゼロを記録、以降感染者の数は抑えられています。
一方日本では感染者数の増加が見られ、ちょうど1ヶ月前の中国を見ているようだ。と一部では言われています。
Shenzhen Fanではこの1ヶ月に起きた深セン内の動向を観察し、主要な出来事を時系列にまとめてグラフ化をしました。
感染者数が急激に減り始めた14日前に、政府はどんな施策を打ったのか?日本はこれからどんな対策を打てば良いのか?
多くの方々がこれまでの中国の動向を注視している中、参考にしていただければ幸いです。
2020.03.01 UPDATE: インフォグラフィックを最新化し(2/29までのデータ追加)、以下の情報を新たに追記しました。
- (1/19)深セン最初の発症例
- (2/8)<深圳市>企業支援策発表
- (2/10)新型コロナウイルス抗体検出キット作成に成功
- (2/28)香港空港→深セン蛇口フェリー便運行停止
目次
- 1 2020年1月〜2月 インフォグラフィック
- 2 主要な対策・経緯詳細
- 2.1 2019/12/8:新型コロナウイルス肺炎初の症例
- 2.2 1/6:新型コロナウイルス発表
- 2.3 1/18(土):<華強北>多くの店舗が春節休み開始(2/2まで)
- 2.4 1/19(日):深セン初の発症例
- 2.5 1/22(水):広東省エリア各駅にて体温検査開始
- 2.6 1/23(木):武漢封鎖
- 2.7 1/24(金) <春節>春晩(大晦日)
- 2.8 1/26(日) <春節> 2日目
- 2.9 1/27(月) <春節>3日目
- 2.10 1/28(火) <春節>4日目
- 2.11 1/30(木) <春節>6日目
- 2.12 1/31(金) <春節>7日目
- 2.13 2/1(土) <春節>8日目
- 2.14 2/3(月)<春節>9日目
- 2.15 2/4(火)<春節>10日目
- 2.16 2/5(水)<春節>11日目
- 2.17 2/6(木)<春節>12日目
- 2.18 2/7(金)<春節>13日目
- 2.19 2/8(土)<春節>14日目
- 2.20 2/9(日)<春節>15日目
- 2.21 2/10-11(月/火)
- 2.22 2/12(水)
- 2.23 2/13(木)
- 2.24 2/14(金)
- 2.25 2/16(日)
- 2.26 2/17(月)
- 2.27 2/18(火)
- 2.28 2/20(木)
- 2.29 2/21(金)
- 2.30 2/23(土)
- 2.31 2/24(日)
- 2.32 2/26(水)
- 2.33 2/28(金)
- 3 日本は同じように対策しているだろうか?
- 4 個人の自衛は徹底できるはず
2020年1月〜2月 インフォグラフィック
この1ヶ月の間、毎日のように政府のアナウンスが流れてきました。
細かな点を含めると追い切れない量でしたが、以下はその中でも国務院・広東省・深圳市政府の発表した大きな施策や、Twitter等で流れてくる街の状況などを時系列でまとめてインフォグラフィック化したものです。
様々なソースを追いながらまとめましたが、日付などの情報に若干の誤差はあるかもしれません。もし間違いがありましたらアップデートしていきます。
(もちろん、公表されている感染者数・治癒者数のデータの信頼性に疑問を持つ方もおられ、実際に感染しているけど病院に行っていない人もいるかもしれません。そして今後社会が動き出すにつれて感染者数がまた増加する可能性ももちろんありますが、今現時点での公表されている当データをいったん信頼して作成したグラフということになります)
時系列にまとめてみると、どんな施策に効果があったのかが見えてきます。
2月9日を境に感染者数が減少し、治癒者数が逆転
2/8以前は、毎日の感染者が10人超えで推移していたのに対し、2/9になると急に4人に減少します。
一方で治癒者数の数は増加し、ここで逆転現象が起き始めます。
では、ここから(潜伏期間と言われている)14日ほど前に何が起きたのでしょうか?
大きな要因として考えられるのは以下の3点。
- (1/24〜)公共エリア定期消毒開始
- (1/24〜)各春節関連イベントキャンセル
- (1/26〜)公共エリアでマスク着用義務化
これは大きな変化でしたね。最初の頃マスクの規制は割と緩かったと記憶していますが、すぐにどんどん厳格化されていきました。
春節イベントはLEDライトショー含め前日まで多くの人が準備を進めていた、中国が威信をかけて実施している祭典を中止するという決断は多くの国民にとって事態の深刻さを知らせるものとなりました。同時に人混みを避けるようにとの指示も出され、モールなどには人がほとんどいなくなりました。
また、30分〜数時間に一度の定期消毒が至るところで実施され始め、街がどんどん綺麗になっていきます。
そして注目できるのはもう一つの分岐点。
2月16日から感染者数は激減し始め、ついに継続してゼロの日を記録
グラフを見ると一目瞭然ですね。
では、ここから14日前あたりには何が起きたのでしょうか?
- (2/1〜)マンション衛生管理厳格化
この日あたりから、各マンションの入り口で入居者の体温チェックが行われ、デリバリーや宅配便も各部屋まで入ることができなくなりました。
敷地内は定期的に消毒が行われ、エレベーターのボタンを素手で触らないようにティッシュや爪楊枝が設置され始めます。
すべてのマンションが同日に実施し始めたわけではなくタイムラグはありましたが、数日後には足並みが揃ったようです。
導き出されるのは、シンプルな事実
このように、感染者数が減ったタイミングとその14日前に何が起きたのかを時系列で確認すると、非常にシンプルな答えが見えてきます。
- 公共エリアでマスクを着用し、人混みを避け、消毒など衛生管理を徹底する。
これが一番大きな要因ですね。
日本のメディアなどは地下鉄実名乗車などWeChatのミニプログラムを用いたITによる徹底管理がよく取り上げられましたが、感染者数激減の効果があったのはそれより前のことですし、他にも武漢封鎖や野生動物取引の禁止、企業の営業停止、リモートワーク奨励、学校の再開延長なども合わせて効果があったとは思いますが、春節期間中の深センにおける感染者大量発生はほとんどが湖北省滞在者によるものだったので、深セン市(広東省)は2次感染をいかに防ぐかを念頭に置いていたのでしょう。
今まで中国の方の衛生観念はお世辞にも良いものではなかったので、これがある意味ショック療法となり、一気に意識が向上しました。
主要な対策・経緯詳細
主な対策の経緯は以下の通りです。(可能な限りソースとなるURLを記載しておきます)
2019/12/8:新型コロナウイルス肺炎初の症例
これは言うまでもないすべての始まりですね。
1/6:新型コロナウイルス発表
当時はあまり騒がれませんでした。(専門家の中では大騒ぎだったかもしれません)
1/18(土):<華強北>多くの店舗が春節休み開始(2/2まで)
深センの巨大電子街華強北の各店舗には地方出身者が出稼ぎに来ているため、例年2週間という少し長めの春節休暇を取る店舗も多いです。
この時点では、2週間で休みが終わる予定でした…
1/19(日):深セン初の発症例
ついに、深センでも初の症例報告が出されました。
中国深セン市での最初の新型コロナウイルスによる肺炎症例(1月20日午前当局発表)
1/22(水):広東省エリア各駅にて体温検査開始
深センでは1/20に感染者の数が一気に増え、この頃から新型コロナウイルス肺炎の話題が急激に出始めます。
しかし、街中のマスク着用率はまだ低い(10−30%)状態でした。
1/23(木):武漢封鎖
衝撃のニュースが舞い込みます。
新型コロナウイルスの発生元と言われている武漢の公共交通機関は停止され、武漢への出入りが非常に難しくなりました。
1/24(金) <春節>春晩(大晦日)
様々な春節イベント中止発表
政府は思い切った行動を取ります。
福田区のLEDライトショー「春節特別版」は無期限中止となり、遊園地、映画館、初詣、博物館、図書館など春節のために計画されていた様々なイベントは中止されました。
<日本外務省>湖北省全域渡航中止勧告(レベル3)
これも大きなニュースになりました。
駅・商業施設等公共エリアは30分~数時間に一度の定期消毒実施
1月末に深圳地下鉄では、公共エリアの消毒ガイドラインを公開しましたが、春節の初めあたりから実施され始めたようです。
1/26(日) <春節> 2日目
この頃から矢継ぎ早に新たな施策が発表されていきます。
<広東省>公共スペースでマスク着用義務化
大きなニュースとなりました。
中国全土で野生動物の取引禁止
新型コロナウイルスの感染を食い止めるために、中国各地の野生動物取引を一時的に禁止します。その後2/26には包括的な禁止に変更されました。
GIGAZINE:新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中国全土で野生動物の取引が禁止に
<深センー香港>各口岸にて、問診票の提出が必須に
香港と深センの間にも変化が生じます。
香港側の口岸では2つのレーンが用意され、
発熱等体に異常があればRedレーンへ行き詳しい状況を報告する必要が生じます。(異常なければGreenレーンへ行き、そのまま通過します)
1/27(月) <春節>3日目
ついに春節延長のアナウンスが国務院から発せられます。
<国務院>春節休みを2/2まで延長すると発表
<深センー香港>香港入境時 e-Channel使用停止
これまで、香港側の口岸をよく使う人にとっては指紋登録のみでゲートを通ることができるので便利だったe-Channelが(一人一人チェックするため)利用できなくなりました。
1/28(火) <春節>4日目
この日は地方政府(広東省)や各施設からたくさんのアナウンスが発せられます。
<広東省通知>急を要さない企業は、2月9日の24:00までは仕事を開始しない
中でも一番大きなアナウンスはこれ。前日に国務院から発せられた春節延長通知(ー2/2)が、わずか1日で再延長(ー2/9)となりました。
<広東省通知>小学校と中学校および幼稚園は、2月17日までは(授業を)開始しない
<広東省通知>高等教育機関・専門学校等は、2月24日までは(授業を)開始しない
広東省人民政府:广东省人民政府关于企业复工和学校开学时间的通知
深セン外から帰還した従業員は2週間の自宅待機後に出勤可
<華強北>国際電子城は春節休みを2/8まで延長
<華強北>賽格電子市場は春節休みを2/9まで延長
1/30(木) <春節>6日目
香港側で様々なアナウンスがありました。高速鉄道の運行停止・口岸の一部が閉鎖。中国本土からの感染者流入を防ぐため少しずつ施策を実行していきます。
<深センー香港>一部口岸(沙角頭 文錦渡 西九龍)閉鎖
<深センー香港>高速鉄道「西九龍」「紅磡(Hung Hom)」駅閉鎖
<香港各航空会社>定期便減便
1/31(金) <春節>7日目
例年では春節期間中の地下鉄は増便/終電時間延長を行っていましたが、さすがに利用者が激減したため運行本数も減便のアナウンスが発せられます。
<深圳地下鉄>運行本数減便
2/1(土) <春節>8日目
地下鉄と同じくフェリーも運行減便。
<フェリー>各便運行スケジュール大幅減
<深圳市衛生健康委員会>外国人向けアナウンス公開(日英韓)
深センに滞在する(中国語の分からない)外国人に向けて、新型コロナウイルス肺炎に関する説明や予防策などのアナウンスが3言語(日英韓)で発せられました。
「疫況」WeChatミニプログラムリリース
新型コロナウイルス感染者がどこで発生したかが一眼でわかるWeChatミニプログラムがリリースされました。
(正確なリリース時期は不明ですが、恐らく2/1前後と思われます)
マンション衛生管理厳格化
この日あたりから、深セン内のマンションへの自由な出入りができなくなります。
消毒を徹底し始め、住民にも衛生指導を周知徹底し始めます。
定期消毒/入口体温測定実施/デリバリー・宅配業者敷地内侵入禁止
エレベーターのボタンをティッシュ/爪楊枝で押す方式に
2/3(月)<春節>9日目
深センの各企業にとって重要な通知が行われます。
深センの各会社は、仕事始め5日前までに「企業復産復工備案表」「復産復工企業疫情防控承諾書」を提出
管理局に衛生申請書提出→監査→書類承認というプロセスを踏む必要があります。
2/4(火)<春節>10日目
この日は香港の方で動きが。
前回閉鎖した口岸は利用者の少なかったエリアでしたが、ついに羅湖を始め多くの人々の利用する口岸が閉鎖されることとなりました。
これで一般人の利用できる口岸は深圳湾口岸のみとなります。
<深センー香港>一部口岸(羅湖 皇崗 福田(落馬洲))閉鎖
<フェリー>蛇口ー香港市街便運行停止
2/5(水)<春節>11日目
華強北も春節休みを再延長し始めます。
<華強北>華強電子世界は春節休みを2/17まで再延長
2/6(木)<春節>12日目
<華強北>賽格広場も春節休みを2/17まで再延長
2/7(金)<春節>13日目
学校の再開再延期のアナウンスが行われます。
<広東省>2月末まで学校再開延期
Updates: Guangdong schools not to resume before the end of Feb
2/8(土)<春節>14日目
日本でも大きなニュースとして取り上げられましたね。
これにより、もう自由に中国大陸から香港に行くことができなくなりました。当アナウンスを受けて深センー香港を行き来する各バス会社も運行を停止し始めます。
<深センー香港>中国本土から香港への入境者全員(例外あり)を14日間強制隔離
<深センー香港>各跨境バス運行停止
<深圳市>企業支援策発表
これも地元企業にとって大きなニュースでした。
JETRO:深セン市、新型コロナウイルス感染による肺炎流行に対する企業支援策16条を発表
2/9(日)<春節>15日目
企業の現状をレポートした地元メディアの記事です。
マスクなしでは業務再開不可。深センの1地区だけで7000社が業務再開申請中
无口罩不复工!深圳仅一街道就有近七千企业申请复工,缺口罩怎破
2/10-11(月/火)
ニュースになるいくつかの大きな出来事がありました。
<深圳大学/深圳市第三人民医院/深圳市天深医疗器械有限公司>新型コロナウイルス抗体検出キット作成に成功
<深圳市>市民の健康状態を管理する「深i您」WeChatミニプログラムリリース(外部から来た人は登録必須)
水面下で着々と開発されていたアプリが徐々に公開されていきます。
バス乗車時はQRコード読み取り制に(SHENZHEN BUS WeChatミニプログラム)
<深圳公安局>湖北省から来た人は自宅14日隔離、それ以外から来た人は14日間自己健康管理(人混みを避ける)
銀行・医療関係・電子・IT関連は徐々に操業開始(オフィス入室時は体温測定必須)
各コワーキングスペース再開延期
深セン内の各シェアオフィス/コワーキングスペースはこの日が再開予定日としていましたが、再開日未定の延期となりました。
2/12(水)
これも大きなニュースになりました。
<外務省>在中邦人への注意喚起:日本への早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急検討
外務省:中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その10)(早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急ご検討ください。)
2/13(木)
今まで、春節期間中も営業していたレストランでも店内飲食禁止の通達がなされます。デリバリーのみ可能です。
南山区の飲食店は店内飲食禁止
2/14(金)
一部のビルオーナーは入居している飲食店に対し家賃免除を行い始めます。
ただ、すべてのビルではないのでばらつきがあるようです。
南山区の一部飲食店は2・3月分家賃免除の通知
2/16(日)
このニュースは多くの人にとって衝撃的でした。
Shenzhen Fanで取り上げた以下の記事もかなりのアクセス数を記録し非常な関心を集めました。
深セン地下鉄は実名登録制に。乗車時はQRコード読み取り制
2/17(月)
地下鉄での実名登録が実行された翌日、タクシーも同じ対策を行い始めます。
また、香港発着の各航空会社の減便・運休がこの日から実行されます。
タクシーも乗車時はQRコード読み取り制に
各企業操業再開(実際は従業員が移動先から戻ってくることができず開店休業状態)
<ピーチ>沖縄ー香港便運休、大阪ー香港便減便(3/28)まで
<ANA>関西ー香港便運休(3/28)まで
<キャセイ>香港ー日本各都市発着便減便・運休(3/28)まで
2/18(火)
国務院から企業救済策が発表されます。
<国務院>企業救済策:社会保険のうち、養老・失業・労災の3保険の企業負担分を中小企業は2月〜6月分免除、大企業は2月〜4月分減免(半額)
国务院常务会:阶段性减免企业社保费、实施企业缓缴住房公积金政策
<華強北電子街>部品販売業者は各店舗に出入り開始、一般客は不可
深セン/広州の新規感染者数がゼロに
嬉しいニュースもありました。ついに深セン/広州の1日の新規感染者がゼロになり、この状態が何日か続きます。
2/20(木)
マカオも動きがあります。
<フェリー>深センーマカオ便運行停止
中国、社保減免で企業負担5000億元(8兆円)軽減
bloomberg:中国、社保減免で企業負担8兆円軽減-雇用情勢注視し政策調整へ
2/21(金)
この日も各方面で動きがありました。
<深圳日本人学校>休校措置延長(3/13まで臨時休校)
多くの企業・レストランで操業再開
企業業務再開申請制度は取りやめ
企業備案承諾書と業務再開後の政府部門による調査確認。許可証はいらない。仕事を始めた後にチェックする。会社に任せる。
<華強北電子街>各店舗はビル外にてテントを立てて出荷作業開始
深i您ミニプログラム登録必須化
<JETRO>深センと東莞の日系企業、9割超が操業再開
2/23(土)
<ジェットスター>成田ー香港便運休(3/28)まで
2/24(日)
この日は良いニュースがありました。
広東省の公衆衛生緊急レベルを「レベル2」に緩和!
毎日20万枚の無料マスク配布プログラム開始(「i深圳」WeChatアカウント使用)
2/26(水)
<広東省>3/2より小中学校オンライン教育開始
大学・専門学校も3月からオンラインで開始とのこと。
最新!广东省教育厅:中小学3月2日、大学3月起开展线上教育!学生不返校!
2/28(金)
香港空港→深セン蛇口フェリー便運行停止
フェリー利用客激減のためか、中国への新たな流入を防ぐ目的か、他の理由もあるかもしれませんが香港空港から深センに入る旅行者にとってはいたでとなるニュースです。
日本は同じように対策しているだろうか?
私は現在も深センに滞在しているので、日本の状況はニュースやネットの情報からしか得ることができていませんが、
それでも満員電車で人混みの中不特定多数の人と濃厚接触をしていたり、マスク着用率も高くない、といった状況のようですし
現在の中国の方がはるかに衛生的で安全なのではないかと感じてしまいます。
個人の自衛は徹底できるはず
よくメディアでは、オリンピックや各イベント開催の可否、またウイルス検査をする・しないといったニュースはよく聞きますが、
政府や各施設がどう行動するかは別として、個人で感染しないための対策は取れるはずです。
とにかく衛生管理徹底です。感染者も非感染者もお互いがマスクを着け、パーソナルスペースを開け、こまめに消毒をするといった習慣を徹底していけば深センのグラフと同じように感染者数の増加は抑えられ、収束に向かう可能性はありますね。
もちろん一般的なマスクの網目よりもウイルスの方が小さいので完全なガードは難しいですが、特に感染者側のマスク着用は飛沫の飛散防止に効果ありますし、マスクをすることによって意識も向上します。
中国は経済的にも大きな犠牲を払いましたがここ1ヶ月で大きく変わりましたし、衛生の基準が元々高い日本なら十分できるはずです!
海の向こうから応援しています!