(2020.03.31 UPDATE)記事冒頭の説明を追記しました。
(2020.03.26 UPDATE)深圳航空の運行情報をアップデートしました。
(2020.03.25 UPDATE)JAL広州便の運行情報をアップデートしました。
(2020.03.24 UPDATE)春秋航空の運行情報をアップデートしました。
(2020.03.21 UPDATE)キャセイパシフィック・Air China の運行情報をアップデートしました。
(2020.03.20 UPDATE)香港エクスプレスの運行情報をアップデートしました。
※ 当記事は、3月26日の中国民用航空局による発表前の情報です。2020年4月の最新航空情報は以下の記事をご覧ください。
3月9日の日本政府の発表により、中国(香港含む)からの航空便の到着は成田空港と関西国際空港のみに限定され、各航空会社の運行スケジュールも大きく変わりました。
加えて、3月19日からは香港への入境者全員が14日間の隔離対象になるため、予定変更を余儀なくされている方もおられることと思います。
では、2020年3月19日現在、直近(3−5月)の運行状況はどうなっているのでしょうか?
4月以降のスケジュールも不透明ではありますが、今渡航するとどの航空会社が使えるのか?チケットの相場はいくらなのか?調査しました。
(※チケット価格は各航空会社のWebサイトで表示された直近の最安値となります。燃油サーチャージ・諸税は別途加算されるため、航空会社によって合計金額は異なります)
目次
- 1 香港発着便
- 2 深セン発着便
- 3 広州発着便
- 4 状況は流動的。3月末に新たな動きがあるかも
香港発着便
今回の新型コロナウイルス肺炎で特に大きな影響を受けているのは香港国際空港。香港エクスプレス/ジェットスターなどのLCCは、日本政府の発表前からすでに運休・減便が相次いでいました。
そして、3月17日に発表されたこのニュースにより、香港入境時に14日強制隔離されてしまうことから深センに行くために香港空港を利用するのは現実的な手段ではなくなってしまいました。
多くの日本発着便は、しばらく運休していることが分かります。コロナウイルス肺炎が収束し、14日隔離措置が解除される(であろう)時期まで販売を停止していますね。
ジェットスター
ジェットスターは以下の運休情報がアナウンスされていますが、公式サイトでは6/14までの期間は購入ができなくなっているようです。
香港ー大阪(関西):6/15〜購入可能(最安値 13,790円〜)
香港→大阪(関西)便は、6/16分から購入可能となっています。
香港ー東京(成田):6/15〜購入可能(最安値 8,500円〜)
香港→東京(成田)便は、関西便と同じく6/16分から購入可能となっています。
ピーチ・アビエーション
ビーチは最近、以下の香港発着便を運休すると発表しています。
香港ー大阪(関西):4/23〜購入可能(最安値 8,380円〜)
香港→大阪(関西)便は、4月24日から購入可能。
香港ー沖縄(那覇):4/24〜購入可能(最安値 6,980円〜)
ピーチも3月、4月の香港便は全て運休です。
香港ー沖縄便も、アナウンスでは3/28まで運休となっていますが、実際のところ他の路線と同じく4/23までのチケットは買うことができない状況です。
(3/21 更新)キャセイパシフィック
報道の通り、キャセイパシフィック航空は3月28日まで日本発着便は全て運休となっています。
3月21日に、4−5月分は供給座席数96%削減の発表がありました。(要するに大幅減便ですね)
(3/21 更新)香港ー日本各都市:4/2〜購入可能(最安値 49,660円〜)
成田→香港便は、3月29日からのチケットが購入できます。(3月29〜31日のチケットはめっちゃ高い)
成田→香港便は、4月2日分から購入可能に変更されています。週2便の減便です。。。
香港→成田便も、4月2日分から購入可能。
香港エクスプレス
キャセイに続き香港エクスプレスも3月28日まで日本発着便は全て運休と発表されました。
しかし現在は5月以降分しか購入不可となっています。
(3/20 更新)香港ー日本各都市:5/1〜購入可能(最安値 2,160円〜)
(3/20 更新) 5月1日分からチケットが購入可能です(4月分は購入不可)。でも安い!現在80%OFFです!
香港在住者や他都市経由される方にとってはすごくいいチケットですね。中国在住者にとっては買いたくても今は買えないチケットです。。。
香港航空
経営難がささやかれている香港航空は意外にも運行中。
香港ー東京(成田):運行中(最安値 45,170円〜)
ANA
ANA香港発着便は以下の運休・減便が発表されています。
香港ー東京(成田):運行中(最安値:往復 46,240円〜)
香港ー大阪(関西):運行中(最安値:往復 64,820円〜)
JAL
JALも香港発着便は運行中。もう少し期間を後にすればもっと安いチケットがあるかもしれません。
香港ー東京(成田):運行中(最安値:[香港→成田] 70,500円〜/[成田→香港]72,000円〜)
香港ー大阪(関西):運行中(最安値:[香港→関西] 76,500円〜/[関西→香港]78,000円〜)
深セン発着便
深圳航空
深圳航空は国際線を運休とすることを発表しました。
(3/26 更新)深圳ー成田:7/1〜購入可能(最安値 1,750元〜)
(3/26 更新)深圳ー大阪(関西):7/1〜購入可能(最安値 1,590元〜)
(3/26 更新)深圳ー成田:7/1〜購入可能(最安値 3,880元〜)
春秋航空
深圳ー名古屋:運休中(再開未定)
深圳ー成田便はサイトからいつの間にか消えています。。。
中国南方航空(CHINA SOUTHERN AIRLINES)
深圳ー東京(成田):運行中(最安値 40,150円〜)
深圳→東京(成田)も発売中。3月中の最安値は3月28日の 56,910円
深圳ー大阪(関西):運行中(最安値 32,590円〜)
成田空港/関西国際空港以外の便は、4/1〜購入可能
3月中は成田空港/関西国際空港以外は利用できませんが、それ以外の発着便も4月1日分から売り出されています。
中国国際航空(AIR CHINA)
(3/21 更新)福岡ー(乗り継ぎ)ー深圳:5/3〜購入可能(最安値 43,310円〜)
4月1日からのチケットが売り出されています。
上海・北京の乗り継ぎ便になりますが、福岡からの便は5月3日分から購入可能。
(3/21 更新)成田ー(乗り継ぎ)ー深圳:運行中(最安値:往復 34,700円〜)
成田発着便は現在も運行中。(乗り継ぎが必要です)
ANA
深圳ー羽田の新規就航は延期(時期未定)
3月29日から就航する予定だった深圳ー羽田便ですが、就航は延期となっています。
(就航に関する過去記事はこちら)
ANAは特設ページも作っていたんですけどね…
広州発着便
広州白雲国際空港の直行便です。
ANA
ANA広州発着便は以下の運休・減便が発表されています。
広州ー東京(成田):運行中(最安値:往復 61,730円〜)
広州ー大阪(関西):運行中(最安値:往復 63,190円〜)
JAL
JALの広州線は以下のアナウンスがあります。羽田発着のため、3月末までは運休となっています。
(3/25 更新)広州ー東京(成田):運行中(最安値:[成田→広州] 192,000円〜/[広州→成田]9,850元〜)
先日までなかった「成田ー広州」便がチケット購入可能になっています。19万円超え!
広州→成田便は9,850元です。
(3/25 更新)広州ー大阪(関西):運行中(最安値:[関西→広州] 171,400円〜/[広州→関西]3,300元〜)
「関西ー広州」便も運行していますね。でも最安値17万円超え…
逆の広州→関西便は若干安いです。
中国南方航空
広州ー東京(成田):運行中(最安値:60,660円〜)
春秋航空
(3/24 更新)広州ー大阪(関西):5/3〜購入可能(最安値 4,650円〜)
3月24日に春秋航空日本は、3月29日〜4月24日まで国際線を全便運休にするというアナウンスを出しました。
4月後半まで待たないといけませんが、現時点ではこれが最安値のチケットかもしれません。
チケット販売サイトを見ると、5月2日以前のチケットが購入できなくなっています。最安値は4,650円〜
(前回は4月21日分より購入できました)
状況は流動的。3月末に新たな動きがあるかも
現在運休中のチケットは多くの場合4月中も販売停止状態となっていますが、恐らくそれは今後どうなるか未確定のためだと思われます。
また逆に現在販売中のチケットであっても状況によっては突如運休・減便となる可能性も十分にあります。
現在の措置は3月末までなので、この措置が継続となるのか、それとも4月には多くの空港で運行再開されるのかアナウンスが行われることと思いますので、今後も最新情報をチェックしていくことをお勧めします。
(今回は、3月16〜19日にかけて各航空会社のWebサイトからチケット販売状況を確認して整理したものです。運行している航空会社に漏れがあるかもしれません。もし漏れがありましたらご一報くだされば助かります。チケットは毎日変動しますので当情報はあくまで目安としてください)