最新のAIを活用した鑑定で注目のブランド品買取企業「monobank」が深セン・宝安に上陸しました!
この「monobank」。日本では大丸百貨店とも提携している有名な会社なのですが、日本で開発したAI鑑定ソフト「Mekiki」と、日本で経験を積んだ鑑定士による<日本式鑑定>で次々と偽ブランド品を見破っていきます。
スーパーコピーなど偽ブランド品も多い中国において画期的なこのサービス。これまでにない正確な鑑定により中国リユース市場での威力を発揮中です。
目次
「monobank」とは?
monobankは日本の質屋・買取店。前身の会社を含めると60年以上の歴史を持ち、鑑定数は年間10万点以上!
3兆円市場に拡大しているといわれる日本のリユース業界において、異業種とのコラボを図ったりカフェを併設させるなど様々な新しいことに取り組んでいます。
AI鑑定ソフト「MEKIKI」
中でも注目なのが、AI鑑定ソフトの「MEKIKI」を用いた鑑定方法。専用アプリで鑑定サポートができると人気のサービスですが、この方法を中国リユース市場に持ち込んできました。
このフェイクチェッカーは、商品の全体写真やロゴが判定基準となります。過去の店舗での買取商品やオークション取引の際のビッグデータを元に真贋判定を行っているのだそう。
画面には過去の取引データをもとにした現在の買取価格が表示されます。スーパーコピーも見破るほどの精度ですが、最終的な判断は経験を積んだ鑑定士によって下されます。
当チェッカーは、現在契約された業者のみ利用可能で一般消費者への公開はされていないようですが、このツールで鑑定精度も速度も大幅に向上しますね。
日本で修行した鑑定士が店内待機
店内には日本で経験を積んだ鑑定士も在籍しているので事前予約すれば調整してくれるようです。日本語が通じるのは安心!
巻末記載のWeChat公式アカウント内で訪問予約は可能ですが、日本語での予約をご希望の方は中国側の共同創業者/CMOの吉川真人さんにご連絡ください。WeChatID「zhenren63」を追加もしくは以下のQRコードをスキャンしてください。
「郵送買取」「出張買取」「店舗買取」の3種類
サービスは店舗買取の他に郵送買取、出張買取もあるため、品物の点数が多く持ち運びが困難な場合などは家にいながら査定が可能です。
この鑑定、さっそく威力を発揮しているようです。
中国のお金持ちの象徴であるHERMESは実際のところ偽物も多く、100個ものHERMESの鑑定を依頼したところ、100個全部偽物ということが判明したり、総計150万元分の複数の鞄が偽物であることを見破ったり…
現在はミニプログラム経由で遠隔の無料AI鑑定を行うことができるので、試しに利用してみると良いかもしれません。その場合はWechatで「物银管家」と検索してみてください。
偽物販売業者を訴えるサービスも
本物だと思って購入したブランド品が偽物であることが発覚した所有者はショックですが、monobankでは「法律维权」というサービスがあり、偽物を販売した業者を訴えることができます。販売価格の3倍が罰金の基準となるのだそう。
深センには事業の成功などで急にお金持ちになった方が増えていますが、目利き能力がないと偽物をつかまされてしまうため、このようなお店の存在は今後ますます重要になっていきますね。
オープニングイベント
8月9日に宝安区の海雅缤纷城にて行われたオープニングイベントの様子です。深センはセレブな若者も多いですね。
アクセス・ロケーション
住所:深圳宝安区建安一路99号海雅缤纷城5楼L538-2
電話:0755-23729751
WeChatにも公式アカウントがあります。「monobank」で検索してください。
VIP向けの日本式鑑定+AI鑑定で中国のリユース市場に進出したmonobank。
非常に大きなポテンシャルを秘めており、今後の展開が楽しみです!