今年の春節を深セン市内にとどまって過ごす方にオススメのギャラリーをご紹介。
深センで初となるレオナルド・ダ・ヴィンチ作品展が深圳湾の欢乐海岸で開催中です。もちろんただの展示ではなく、新感覚のアートインスタレーションを楽しむことができます。
「レオナルド・ダ・ヴィンチとの対話」光影アート展
正式名称は「《时光·宝藏—对话达芬奇》沉浸式光影艺术展」(《時間・宝ーレオナルド・ダ・ヴィンチとの対話》没入式光影アート展)と題するこのギャラリーは、3人の有名アートキュレーターによる共同キュレーションで、4つのテーマに沿った没入型体験スペースを設置。名作18点が展示されており、12のアートインスタレーションが公開されているとのこと。
当展示は、先日ご紹介したアート作品展「GLOW SHENZHEN 2020 深圳国际光影艺术季」とも関連しています。
展示エリアの色は「ルーヴルレッド」。まるでルーヴル美術館にいるかのような気分にさせてくれます。
「モナリザ」「最後の晩餐」など誰もが一度は目にしたことがある有名作品が並び、レオナルド・ダ・ヴィンチの芸術作品を堪能できます。
投影されている作品の「色」は最新技術により、よりオリジナルに近いものになっています。 モナリザにも近づくことができ、ダ・ヴィンチが絵画に用いた技法や人物に埋もれている芸術的な「コード」を、作品の損耗を気にすることなく鑑賞することができます。
当ギャラリーはイタリアのメディアスタジオ「ART MEDIA STUDIO」を招いて会場デザインを一新し、絵画、光、音などを通常の鑑賞方法とは異なる新しい配置に組み合わせてダ・ヴィンチの世界を再現したとのこと。
ダ・ヴィンチの絵画が醸し出す静けさ、壮大さ、感動を体感し、まさに「ダ・ヴィンチとの対話」を体験することができるのだそう。
没入型展示室に足を踏み入れると、頭上からベルベットの花が流れ落ちたり、銃声とグライダーが飛び立つ音が聞こえたり、ダ・ヴィンチの創作の世界に入り込めます。
ダ・ヴィンチは世界的にも偉大な画家として認知されていますが、それだけでなく工学の面でも才能を発揮しました。ギャラリーでは彼の設計した様々な機械も観察できます。
東洋美術のコーナーも
ギャラリーには東洋美術のコーナーもあるそうで、ダ・ヴィンチの展示と同じように音や光によるマルチメディアギャラリーです。こちらもぜひお楽しみください。
スケジュール
開催期間:2020年11月21日~2021年2月26日
- (月~金)10:30~21:30
- (土〜日)10:00~22:00
開催地点:
- 深圳市南山区欢乐海岸创展广场
チケット価格:
- (平日)128元/人
- (平日以外)158元/人
- (3人用チケット)380元
最寄駅は、深湾(深圳湾公園)、华侨城、侨城东となります。
Source: