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深圳湾で「世界ドローン大会」ドローンショー開催(6/3)

ドローンをドローンで表現!

6月3日、深圳湾にて開催されたドローンショーが話題を呼びました。今回は6月2日から4日にかけて深センにて行われた「第7回世界ドローン大会」を記念するもので、使用されたドローンは1000機ほど、かなりのクオリティです。

世界ドローン大会

世界ドローン大会は、中国电子信息行业联合会、深圳市南山区人民政府、中国科学院无人机应用与管控研究中心、中国民用机场协会、中国航空器拥有者及驾驶员协会、中国信息协会主办,深圳市南山区工业和信息化局、深圳市南山区企业发展服务中心、深圳市无人机行业协会…といった団体が主催する大規模なドローン展示会です。

当展示会は、「2023 第七届世界无人机大会」(第7回世界ドローン大会)と「第八届深圳国际无人机展览会」(第8回深圳国際ドローン展覧会)が、6月2日から4日の期間に深圳会展中心にて開催され、展示面積は20,000平方メートル、400社以上のドローン企業が出展しました。

ドローンショーの王者とも言える「高巨創新」(HIGH GREAT)社は、ギネス記録更新時に使用されたドローン等を紹介。

高巨创新:2023世界无人机大会 | 高巨创新携前沿展品亮相,显产业链全能实力

联合飞机(United Aircraft)は、TD550高地高速無人ヘリコプターや、マルチローターUAV等を展示しました。

联合飞机:人气爆棚,大放异彩 | 联合飞机亮相世界无人机大会,一起来现场“追光”吧!

ドローンショー写真ギャラリー

今回のドローンショーの様子は以下の通り。南山区春茧体育馆で行われました。

最近は深圳でドローンショーを開催する頻度が高くなってきていますが、世界ドローンショーの告知でドローンを使わないわけがありません。

今回のショーは、高巨創新と双璧を成す有名企業「大漠大智控」(DAMODA)のプロデュース。使用されたのは1000機のドローンとのことでしたが、1000機とは思えないクオリティの高さです。

「低空経済」とは

ドローンショーの中でも表示されていた「低空経済」という言葉は、ドローンなどの有人・無人航空機による1000m未満の低高度飛行活動や、関連分野の統合・発展によってもたらされる総合的な経済形態を表す経済用語なのだそう。

美団やSF Expressに代表されるドローン配送がよく取り上げられますが、経済活動を地上から空中へ拡張し、「平面経済」から「立体経済」へと行動範囲を拡張し、他業種との連携も期待されています。例えば、"農林業+航空"、"電力+航空"、"公安+航空"、"救急車+航空" "観光+航空"、"スポーツ+航空"といった具合にサービスが拡張されていくのだそう。

中国の低高度経済有人航空機産業の年平均成長率は10%に達し、無人航空機産業の年平均成長率に至っては20%を超えるほど急速に発展しており、コロナ後の景気回復に苦慮する中国にとって新しい成長分野として期待されています。

百度百科:低空经济

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