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中国各地で春節の風物詩となっていた花火・爆竹は、一部地域では使用規制が緩まっていますが深セン市では「許可のない花火・爆竹の使用は禁止」とあり、依然として他都市よりも厳しい規制がなされています。加えて、WeChatなどのソーシャルメディアを通して花火・爆竹の危険性に関する呼びかけを投稿するように促されています。
目次
深圳市「花火・爆竹安全管理条例」内容
深圳市は春節の時期に備えて、過去に公布された花火・爆竹に関する条例を再度銘記するようアナウンスしています。
条例を要約すると、「許可なくいかなる単位または個人も深セン市域内で花火および煙火の打ち上げ、製造、保管、営業活動を行ってはならない」というものです。簡単に言うと一般市民が遊びで実施するような花火や爆竹は(許可が降りないので)基本的に禁止ということになります。
詳細は主に5つの項目に分けられます。
1、花火および爆竹の違法な取り扱いは禁止
花火や爆竹の取り扱いは許可制です。許可なく、深セン経済特区内の花火および爆竹を取り扱うことは、いかなる単位または個人も禁止されています。各SNSなどを利用した販売は法律違反の疑いがあるとのこと。
2、花火および爆竹の違法な販売情報公開は禁止
花火や爆竹の販売に関する情報の公開も許可制です。許可なくインターネット上で花火や爆竹の製造方法や販売に関する情報を公開することは禁じられています。
3、プラットフォーム上の情報審査強化
各種プラットフォームは、運営者による公開情報の定期的な検査を行い、花火や爆竹の販売・製造に関する情報の公開を禁止し、許可なく花火や爆竹を販売したり情報公開した場合はブロックなど措置を取るように指示されています。
4、花火および爆竹の輸送・配送プロセス管理強化
道路による花火・爆竹の輸送は公安部門の許可制となり、《烟花爆竹道路运输许可证》を車両に携帯すること。 即時配送プラットフォームは、花火・爆竹の配送注文を受け付けず、また関連店舗の住所などの情報を掲載しないこと。花火・爆竹の密輸・違法輸送行為を厳しく取り締まること。非危険物トラックや自家用車で、公共交通機関で、また手荷物・小包・郵便物による花火・爆竹の密輸は厳禁です。
5、宣伝・指導の強化
即時配達会社および関連部門は、微信(WeChat)、微博(Weibo)、抖音(TikTok)などのメディアや宣伝媒体を用いて花火および爆発物に関する関連法規や安全知識、また事故事例を一般市民に教育指導するよう促されています。
加えて、创新南山や深圳龙华といった各区の政府公報では、大きな影響力を持つWeChatモーメンツなどに花火・爆竹禁止の呼びかけを投稿してほしい、と伝えています。
花火・爆竹の管理に関する関連法規原文

《互联网危险物品信息发布管理规定》
● 第六条 危险物品从业单位依法取得互联网信息服务增值电信业务经营许可或者办理非经营性互联网信息服务备案手续后,可以在本单位网站发布危险物品信息。禁止个人在互联网上发布危险物品信息。
● 第七条 接入服务提供者应当与危险物品从业单位签订协议或者确认提供服务,不得为未取得增值电信业务许可或者未办理非经营性互联网信息服务备案手续的危险物品从业单位提供接入服务。
● 第十二条 网络服务提供者应当加强对接入网站及用户发布信息的管理,定期对发布信息进行巡查,对法律、法规和本规定禁止发布或者传输的危险物品信息,应当立即停止传输,采取消除等处置措施,保存有关记录,并向公安机关等主管部门报告。
《深圳经济特区禁止销售燃放烟花爆竹管理规定》
● 第二条 除经市人民政府批准、为举行大型庆祝、庆典活动而燃放烟花焰火晚会外,其他所有在特区内的单位或个人不准在特区内燃放烟花爆竹。
●第四条 任何单位或个人均不得自行制造、仿制各种类型的烟花、爆竹,也不得擅自从外地将烟花、爆竹运进特区。
《烟花爆竹安全管理条例》
● 第三条 国家对烟花爆竹的生产、经营、运输和举办焰火晚会以及其他大型焰火燃放活动,实行许可证制度。未经许可,任何单位或者个人不得生产、经营、运输烟花爆竹,不得举办焰火晚会以及其他大型焰火燃放活动。
● 第二十二条 经由道路运输烟花爆竹,应当经公安部门许可。
● 第二十七条 禁止携带烟花爆竹搭乘公共交通工具。禁止邮寄烟花爆竹,禁止在托运的行李、包裹、邮件中夹带烟花爆竹。
違法行為通報番号
違法な製造、販売、保管、輸送を見かけた場合は、以下の番号に連絡して通報するよう勧められています。
深圳市緊急管理局報告:12350(違法な製造、保管、運営を通報)
深圳市公安局報告:110(違法な販売、輸送、保管を通報)
深圳市交通運輸局報告:12328(違法な輸送を通報)
深圳市市場監督管理局:12315(無許可営業を通報)
深圳市都市管理法律執行局:12319、12345(違法営業、販売、保管を通報)
中国各地で規制アナウンス発令中
一方、他の地方では必ずしも禁止というわけではなく、決められた区域・時間内なら花火・爆竹の使用が許可されています。以下のリンク先には、東莞市、佛山市、昆明市、南京市、郑州市、丹东市、沈阳市、大連市の各条例が列挙されています。
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