2025年に予定されている深セン市竜華区の建設プロジェクトは合計で30件ほどあり、総投資額は229億6,000万元（約5,000億円）に上ります。
竜華区は産業クラスターの発展促進と共に、住宅問題などの課題を当建設プロジェクトを通して解消していきます。
目次
深圳市の2025年建設プロジェクトは合計259件
1月2日、2025年の深圳市における新規建設プロジェクトが発表されました。内訳は、工業、インフラ、社会生活などの分野にまたがる合計259のプロジェクトがあり、総投資額は約1,828.7億元（約4兆円）に上ります。市内の各区における建設プロジェクトは以下のリンクをご覧ください。
竜華区：30件の建設プロジェクト、総投資額は約229.6億元
宝安区では合計30件の建設プロジェクトが進行中で、総投資額は229億6,000万元です。うち、インフラプロジェクトは11件、生活改善プロジェクトは11件、近代産業プロジェクトが8件です。
以下、重点プロジェクトを４つご紹介します。
「高端激光与智能装备研发中心及制造基地」建設プロジェクト
当プロジェクトは福城街道に位置し、総投資額は8億元。敷地面積は約24,000平方メートル、建築面積は約149,000平方メートルです。主に精密レーザーおよびインテリジェント機器の製造拠点の建設に用いられ、プロジェクトが完成すると、レーザーおよび付加製造産業クラスターと産業用工作機械産業クラスターの発展が促進されます。
「深圳市第三十五高级中学」建設プロジェクト
当プロジェクトは福城街道に位置し、総投資額は6億元、敷地面積は45,000平方メートル、建築面積は80,000平方メートルです。主に42の教室と2,100人の学生が収容できる全寮制高校が建設されます。完成後は周辺地域の教育環境の需給バランスが改善します。
「鑫岭楼」建設プロジェクト
当プロジェクトは大浪街道に位置し、総投資額は5.2億元、敷地面積は約9,000平方メートル、建築面積は約5.9万平方メートルの低価格賃貸住宅（寮）です。完成後は、电子科技大学（深圳）高等研究院の寮需要を満たし、竜華地区におけるハイレベル人材を集めるのに一役買うことになります。
「龙华樟坑径地块二期」建設プロジェクト
当プロジェクトは観湖街道に位置し、総投資額は4.5億元、敷地面積は約11,000平方メートル、建築面積は約63,000平方メートル。 低価格住宅の建設も含まれています。プロジェクトが完成すれば、管轄区域における低価格住宅の供給量が増加し、新しい市民や若者、周辺重点企業の従業員などの住宅問題が解決されることになります。
「低価格住宅」の建設は、深圳に移り住む若者・家族にとって必要とされています。中心部に比べて土地面積を多く持つ竜華区は当プロジェクトの実現により人口増加も期待できます。
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