現在、深センでは自動車メーカーのBYDや電子部品メーカーのFoxconnなどの異業種メーカーがマスクの生産を行い始めたため、中国全体で1日に1億1000万枚の生産ができるようになりました。
そんな中、深圳地下鉄もマスク生産に参入しているとのこと!
彼らの1日の平均生産能力は4万枚に達しているのだそう…え?地下鉄?え?
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2月19日に最初の試作が成功
報道によると、深圳地铁集团では春節期間中にマスクの生産計画が浮上。2月19日に試作に成功したのだそうです。
2交代シフト制で稼働中。生産能力は約40,000個/日
現在は2交代シフト制で1日あたり40,000枚の使い捨てマスクを生産中。
将来的には生産ラインを増強し、需要に応じて生産能力を1日あたり約60,000〜80,000個に拡大するとのこと。
生産されたマスクはどこへ?
マスクはどこに納入されるのでしょうか?
記事によると、深圳地下鉄で生産されたマスクは建設現場や各施設に優先権が与えられ、将来的には必要に応じて外部に提供していく予定なのだそう。
地下鉄の建設現場・各スタッフにまずは供給
深圳地下鉄の建設現場は全部で378箇所あり、200箇所の駅があります。今後数年で開通する地下鉄路線がいくつもあるため、今も現場には数多くのスタッフが働いています。これほどの数のマスクを市場から買って供給するのは難しいので、まずは彼らへの供給が行われるのでしょうね。
しかしまさか地下鉄がマスクの生産をするとは意外でした。必要に応じて何でもやってしまう深センのすごさ!さすがですね。