2020年も深圳地下鉄はホットな話題が続きます!
ついに、地下鉄6号線と10号線が試運転を開始しました。開業時期は2020年8月!
この路線、どちらも要注目です。6号線は初の光明区エリアをつなぐ路線で、10号線にはあのHuawei駅が誕生するんです!
Source:
EyeShenzhen: Vlog | Lines 6, 10 will open in August 地铁6、10号线试运行,将于今年8月开通
目次
6号線と10号線のテスト走行を開始
2020年3月末に、深圳地下鉄は6号線と10号線のテスト走行を開始しました。
3か月の試運転の後、8月に正式にサービスを開始する予定です。
6,10号線の試運転セレモニー Photo via EyeShenzhen
深圳地下鉄グループがリリースしたコンピューターシミュレーションによると、6号線での移動には66分、10号線では45分かかります。
試運転の期間中は、さまざまな電気設備システムが、使いやすさ・機能性・安全性・信頼性の独立テストと相互依存テストの対象となり、オペレーターには正式な開業に向けてのトレーニングも実施されます。
地下鉄6号線
地下鉄6号線は、宝安区の松崗駅から始まり、福田区の科学館駅が終点となります。
光明区内の地下鉄路線は史上初!
宝安区ー光明区ー龍華(龙华)区ー福田区ー羅湖区を通過する初の路線です。特に地下鉄が光明区に進出するのはこれが初めて!歴史的な路線です!
東莞市にも近くなる!
6号線は27駅にまたがり、49.3キロを走行します。この路線により、光明区と龍華区のアクセスが格段に良くなり、街の発展に大きく寄与していきますね。そして深センのお隣東莞市との接続も強化されていきます!
松崗駅では11号線に、紅山駅では4号線に、深圳北駅では4号線と5号線に、銀湖駅では9号線に、八卦岭駅では7号線に、通新岭駅では3号線に、科学館駅では1号線に乗り換えることができます。
6号線の座席カラーは薄緑色。路線のカラーもこの色かも。
地下鉄10号線
地下鉄10号線は福田口岸駅から始まり、龍崗区の双拥街(Shuangyong jie)駅で終わります。
10号線の長さは29.3 km。24駅にまたがる福田区と龍崗区を縦断します。
地図を見ると分かるように、絶妙な位置に路線を引きましたね。福田口岸から北の龍崗区にほぼ一直線で伸びるこの路線。待ちに待っていた方も多いと思います。
广深铁路を結ぶ「平湖」駅や、「HUAWEI」駅が新設!
「平湖」(Pinghu)駅は、広深線(广深铁路)と呼ばれる広州から深センを結ぶ鉄道の止まる駅でもあります。
そして!あのHUAWEI/華為(华为技术有限公司)本社のエリアを通るのです。
その駅の名前は、もちろん「华为」(Huawei)駅!
今までアクセスの悪かった地域がどんどん便利になっていきますね。
UpperHillsに隣接する「冬瓜岭」駅も新設!
それだけではありません!MUJI HOTELや日本食街「上横町」が入居している巨大モールUpperHills(深业上城)に隣接する「冬瓜岭」(Donggualing)駅がついに誕生します!
UpperHillsの唯一の弱点は駅から遠いことだったのですが、これで無敵です!
福田口岸からMUJI HOTELにスムーズに行けますし、香港からのお客さんもたくさん来そうですね。
予定通りに開通する?
開通予定日は2020年8月ですが、この手の工事は遅れることが多々あるんですよね。
なので、あくまで目安として考えておいた方が良いのですが、もう試運転できるくらいにまでできあがっているのであれば、今回は順調に進んでいるのではないかと期待しています。
深圳地下鉄はこれまでに8路線を開通させ、その後も怒涛の勢いで各路線で第2期の延長工事を行っているため、経験も積んできていますよね。
そして今後も、まだ地図に現れていないいくつもの路線が控えています。今後5年くらいでものすごく便利になっていきますよ!
6号線と10号線が開通する頃には、香港との自由な行き来もまたできるようになっていると信じます!