依然として入境者に対する隔離政策が取られている中、ここ数日でアップデートがありました。
- 香港は入境者に対する14日間の強制検疫措置を(例外を除き)6月7日まで延長
- 深センは4月28日より、入境者は目的地に関わらず深セン内で一律14日間の隔離
- 広州は4月27日より、空港・地下鉄・各施設利用者はWeChat健康管理アプリ「穂康碼」への登録必須
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在広州日本国総領事館:当館管轄地域における日本等からの入国者に対する感染対策措置強化について
深圳口岸发布:答疑来了!最新入境人员集中转运政策调整情况看这里!
LINE TODAY:政府延長入境檢疫安排 可豁免跨境學童商務客強制檢疫
目次
香港
4月28日、香港行政府は訪問者に対する14日間の強制検疫措置を(一部の例外を除き)6月7日まで延長することを発表しました。
14日間の強制検疫期限を1ヶ月延長(5月7日→6月7日)
香港訪問者に対する14日間の強制検疫は5月7日まで実施される取り決めでしたが、さらに1か月延長されると発表しました。
食品衛生長官の陳肇氏は、中国本土の流行状況は大幅に改善されたと述べましたが、国境を越えた交通や外国からの輸入に起因する感染症の第二波を引き続き制御する必要があるとのこと。
一部の人々は免除される可能性あり
例外として、幼稚園・小学校・中等学校の教師、国境を越えた学生、関連サービスプロバイダー、および香港の経済発展の利益に関連する生産活動、事業活動、または専門的なサービスを提供している人々などは免除される可能性があると付け加えました。
深セン
深センは4月28日より、入境者は一律14日間の隔離となります。
目的地に関わらず、一律集中隔離
領事館からのアナウンスを抜粋します。(赤字はShenzhen Fanによる)
深セン市は,4月28日午前8時より,深セン市の入境ゲートを経て中国へ入境した者は,最終目的地に関わらず,一律深セン市において14日間の集中隔離医学観察を実施すると発表。
なお,これら措置に対する費用は自己負担とする。
在広州日本国総領事館
簡単に言うと、オペレーションが少し変わるようです。
入境者の14日間集中隔離は変わりませんが、目的地が広東省内の他の都市であっても、目的地への集中送迎を手配しなくなり、深セン内での隔離が実施されるとのことです。
ただし、国境を越えたトラック運転手や、航空会社/船舶の乗組員など政策要件を満たす人は隔離から引き続き免除される場合があります。
広州
空港や地下鉄などの施設を利用するすべての方は、WeChatミニプログラムの利用が必須となります。
健康管理アプリ「穂康碼」への登録必須
広州の最新情報も領事館のアナウンスから抜粋します。(赤字はShenzhen Fanによる)
4月27日0時以降以降,広州白雲空港の両ターミナルおよび空港傘下のホテル,広州地下鉄を利用するすべての者に,広州市の健康管理アプリ「穂康碼」への登録を求める。登録方法は入場時に専用のQRコードをスキャンする。なお,広州市内のホテルや商業施設においても来訪者に対し「穂康碼」への登録を求めている。
在広州日本国総領事館
出張などで広州に向かう方も、広州の健康管理アプリ「穂康碼」(深センの「深i您」に類似)の登録が求められます。
当アプリは携帯電話の番号で登録する仕組みになっており、広州を訪れる方は事前登録しておくことをお勧めします。WeChatで「穂康碼」と検索すると見つけることができます。
(スマホ持っていない人はどうするんでしょうね…)
依然として外国人は国外からの入境ができないので、もう少し辛抱する必要がありそうです。
引き続き最新情報が入り次第アップデートを行っていきます。