広東省は5月21日から6月20日にかけて、大雨集中期“龙舟水”(龍舟水)に突入しました。
先日(5月18−22日)も大雨により各所で水害が発生し、魚が道路を泳ぐほどの浸水がありましたが、25−26日は再度大雨となる予報ですのでお気をつけください。
Source:
GICexpat:Heavy Rain in Cities Brings Wind And... Fishes?
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25日正午から26日朝にかけて大雨注意
25日から26日にかけて大雨が降り、雷雨と強風が伴います。主に25日正午から26日朝にかけて雨が降り、1時間あたりの最大降雨強度は30-50 mm、累積降雨量は40〜60 mm、局地的な降雨量は80 mm以上とのこと。
地質災害のリスクも高いため、雷雨時の屋外活動は最小限に抑える必要があります。屋外にいるときは、足場や看板などの構造物、河川などの危険な場所、そして浸水しやすい低地や、危険な斜面からは離れてください。
広東省は大雨集中期“龙舟水”に突入
5月21日から6月20日にかけて広東省は“龙舟水”と呼ばれる大雨集中期に突入しました。
この"龙舟水"(龍舟水)は、中国南部で端午節に行われるドラゴンボートフェスティバル前後の独特の自然現象で、その時期は中国南部の暖かくて湿った気流が活発になり、北から南へ向かう冷たい空気は、広東省、広西省、福建省の地域に集まります。
この龙舟水が来ると、川の水位が急激に上がり、ドラゴンボートに適した場所の状態を提供します。
「ドラゴンボート(龙舟)のための水」というわけです。
2020年の端午節は6月25日です。この1ヶ月は日本でいう梅雨のような集中降雨の時期となります。
27日、28日も一時的ににわか雨や雷雨があるそうです。雨天時は路面が滑りやすいため車の安全にも注意し、最新の天気情報に留意なさってください。