深セン地下鉄は、始発の時間帯を最大30分繰り上げることを発表しました。
これにより多くの路線で朝6:30台の始発だったところ6:00台の始発に変わり、利便性が向上するとともに混雑の緩和にもなります。
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朝6:30→最大30分繰り上げ
今までの始発は6:30開始でしたが、今回深圳地下鉄は朝のピーク時の利用客の流動をさらに軽減するための措置を取りました。
変更後の各駅始発スケジュール(一例)
今回一番早い線は6:00から、つまり最大30分の繰り上げが行われました。
例として、多くの方々が利用する1号線・2号線・11号線の詳細始発時間(平日)は以下の通り。
他路線の詳細始発時間は深圳地铁サイトを参考になさってください。
始発繰り上げによる利点
5月27日時点の深圳地下鉄管轄下にある7路線の平均1日旅客数は平日で430万人となり、利用者数は順調に回復しています。
現場に朝早く行かなければならない人や、早朝に駅や空港に行かなければならない人にとって今回の変更は非常にありがたいですね。
また、深センもピーク時は満員電車となりますからできるだけ時間をずらして利用することが勧められています。今回の変更の主な目的はこの点。早く出社する朝方通勤ですね。
施行日は?
実際に乗って確認したわけではありませんが、この始発時間変更はすでに始まっているようです。
以下の画像は「深圳地铁」公式アプリの画面ですが、皇岗口岸駅の始発時間。
太安方面行きは「6:09発」になっています。
一方、以下の画像は他社製アプリ「METROMAN」の画像。
同じルートの始発時間はまだ6:30のまま。
急な変更により、他社製アプリは変更が追いついていないようです(公式アプリ強し)
東京の始発時間と比べると…
今回の始発時間調整、東京と比べるとどうでしょうか。
例えば、新宿駅発東京駅着の始発時間を検索すると
JRは朝4:30過ぎから、東京メトロも5:00から運行しています。
東京は朝早く動いている人が多いですが、深センはまだまだ遅く感じられますね。
とはいえ今回の調整は深センの通勤時間帯拡大に大きな前進となりそうです。
次はぜひ終電時間の延長を!