香港の入境者に対する14日隔離の新たな情報です。
香港は、6月7日まで延長されていた入境者に対する14日間の強制検疫(隔離)措置を最短でも7月7日まで延長することを決定しました。
中国本土・マカオ・台湾からの入境者14日隔離は7月7日まで、
(日本を含む)他の地域からの入境者14日隔離は9月18日までとなります。
Source:
深圳卫健委:“封关期”延至7月7日!从内地入境香港,继续检疫14天
快乐1062: 周知 | “封关期”延至7月7日!从内地入境香港,继续检疫14天
香港AIA客户服务:港府最新公布:内地来港人士检疫14天措施延至7月7日!
香港特別行政区政府食品衛生局局長 陳肇氏の会見
6月2日の午後、香港特別行政区政府の食品衛生局局長 陳肇氏が会見し、発表を行いました。
飲食業への制限措置延長
陳肇氏は、香港における新型コロナウイルスの最新の流行状況を考慮して、飲食業への制限措置などを盛り込んだ「599F」と公共の場所で人々が集まることを禁止する「599G」の2つの規制を8月31日まで2か月延長するとのこと。
6月4日に満了する予定だった、9人以上で集まることを禁止する措置 “限聚令” については期限を2週間延長して6月18日まで実施されることになります。
入境者14日間隔離を延長
港湾対策については、中国本土や一部の国・地域での流行状況が安定してきており、外部港湾は復旧するものの、地域の流行状況やウイルス検出機能など、さまざまな要素を十分に検討する必要があるとのこと。
日本人にとってはここが一番気になるところですが、
中国本土、マカオ、台湾から香港に来る人は、14日間の検疫措置が7月7日まで延長され、他の海外地域から来る人は、14日間の検疫措置が9月18日まで延長されます。
ただ、例外も設けられています。特に学生・医療従事者・技術研究者などは隔離免除の対象となる場合があります(詳細は香港AIA客户服务のリンクをご覧ください)
香港入境者の14日間強制検疫期限は一時的な措置として発表されていましたが
5月7日→6月7日→7月7日(海外地域からの渡航者は9月18日)と、延長されてきたことになります。
中国本土の動向も気になるところですね。香港の14日隔離期間が続いても中国本土への入国制限が段階的にでも解除され、香港空港からのフェリーが再開されれば深センに行けるので早く解除されることを待ちわびている方は非常に多いですが、この香港の状況を見るとそうスムーズにはいかないのかもしれません。