朗報です!
あのTabo Bell(タコベル/塔可贝尔)が6月3日、深セン福田COCO PARKに再上陸するとのこと!
Taco Bellは2008年に中国から撤退していましたが紆余曲折を経て2016年に上海、そして2020年深センに再オープンを果たします。6月3日はオープニングイベントも開催予定!
Source:
TacoBell塔可贝尔:探索新地标,TacoBell登陆深圳!
ShekouDaily: Taco Bell Returns to Shenzhen!
That's Shenzhen: Taco Bell is Opening (Again) in Shenzhen!
目次
Taco Bellとは
Taco Bell(タコベル)は、言わずと知れたアメリカのファーストフードチェーン。トルティーヤを使用したメニューで有名です。日本では2015年に(再)オープンして話題になりました。
この朗報をいち早く報じたのはShekoudaily。Shekoudailyは蛇口エリアのローカルメディアなので福田COCO PARKのタコベルはいわば管轄外。でもあえて報じるということはいかに彼らにとって待ち望んでいたニュースなのかが分かります。
2003年に上海上陸、その後深センにも展開
Taco Bellは2003年に上海に2店舗を展開し、その後深センに2店舗オープンしました。
深センではMIXc mallに「Taco Bell Grande」という名前で本家アメリカよりも高級なラインナップで提供されていたようです。
2008年に中国撤退
しかし残念ながら、Taco Bellは2008年に中国の4つの支店をすべて閉鎖し、中国から撤退してしまいました。
2016年、中国再上陸
その8年後、タコベルは上海に再上陸。そして2020年、深センに12年ぶりのTaco Bellが帰ってきます。
Taco Bellは2015年に、2020年までに海外の支店を1,000店開くという野心的な目標を掲げており、今回の中国再上陸はその一環と思われます。
前回はなぜ失敗したかー今回の勝算は?
しかし、前回の中国撤退は何が原因だったのでしょうか?アジアタイムズのレポートによると、Taco Bellのチェーンが中国の消費者の好みに訴えるのに苦労したことを示唆しています。
タコスとブリトーは、ほとんどの中国人が試したことがなく、中国人の味覚にはまったく異質のものととらえられたようです。白米文化の中国(日本もそうですが)にとって、ハーブとスパイスをミックスしたメキシコ米は、あまり魅力的ではなかったのかもしれない…とのこと。チーズやメキシコの揚げた豆もあまり人気がなかったようです。
時代が早すぎたのでしょうね。
それでも近年は中国各地で中級〜高級のメキシコ料理店が増えています。新しい食べ物を取り入れやすい時代になってきましたし、市場拡大のチャンスかもしれません。
6月3日 オープニングイベント開催予定
Taco Bellは2020年3月の時点でオープンの噂が立っていました。新型コロナウイルスの影響も響いたかと思われますが、ついにグランドオープンです!
6月3日 10:00-22:00はオープニングイベントを開催予定です。
イベント内容は以下の通り。
QRコード会員登録で、100元相当のクーポンが。
そして68元以上の店内飲食で先着700名に限定バッグ(これ欲しい!)
そして指定の時間内に抽選も実施される模様。外れくじなし!
アクセス・ロケーション
住所:深圳市福田区福民路 COCOPARK L1-B1
最寄駅:地下鉄1/11号線「购物公园」徒歩数分
今回はもう撤退しないで欲しいものです!