世界最大級の展示会場「深圳国際会展中心」が再始動ー2020年開催スケジュールも公開！

2020-06-21 2021-01-02 7分15秒

新型コロナウイルスの影響でしばらく休止していた深セン宝安区にある世界最大級の展示会場「深圳国際会展中心」（Shenzhen World Exhibition&Convention Center）が再始動し、2020年開催スケジュールを公開しています。

この展示会場、ものすごい広さのため地下鉄駅も2駅建設中です。今後の大湾区発展に欠かせない深圳国际会展中心の基本情報を解説します。

Source:

深圳国际会展中心 Shenzhen World Exhibition&Convention Center

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深圳特区报：全球最大！深圳国际会展中心今落成，奥妙都在这里！

1 深圳国际会展中心　基本情報
2 2020年内の開催スケジュール
- 2.1 最新情報は「深圳国际会展中心」公式ページ／WeChat公式アカウントから
3 アクセス・ロケーション
- 3.1 地下鉄12号線と20号線が開通するまでは少し不便
- 3.2 周辺からシャトルバス運行

深圳国际会展中心　基本情報

2016年9月に建設を開始し、2019年9月に完成、そして11月に正式オープンしたばかりの巨大展示場です。

当展示場については、以前に深センの経済情報メディア「Whitehole」からも報道されていました。

世界最大の展示会場を中国深センで建設中

深圳国际会展中心の基本情報は以下の通り。

中国語名称：深圳国际会展中心
英語名称：Shenzhen World Exhibition&Convention Center
英語略称：Shenzhen World
住所：广东省深圳市宝安区福海街道展城路1号
建設開始年：2016年
竣工年：2019年（一期）
建築面積：160万平方メートル（一期）
室内展覧面積：40万平方メートル（一期）
展示ホール数：19（一期）

上空からの外観はこのようになっています。

デザインは、カラフルなリボン模様の屋根に“鱼骨式”レイアウトを採用。魚の骨に見えますが「海のシルクロード」をイメージしているのだとか。

https://youtu.be/5RYXn6cKbk0

以下は紹介ビデオ

この展示場、どれくらい広いのかというと

日本最大の展示会場である東京ビッグサイトは8万平方メートル、幕張メッセは7万平方メートルですが、深圳国际会展中心はそれらの約5倍もの面積を誇る、40万平方メートル！

2019年の世界の展示会場面積ランキングは以下の通りでしたが、ここに深圳国际会展中心がランクインされることになります。

(ドイツ)HANNOVER MESSEGELÄNDE　46万6000平方メートル
(中国)上海国家会展中心　40万4000平方メートル
(ドイツ)Messe Erfurt　36万7000平方メートル
(イタリア)FIERA MILANO　34万5000平方メートル
(中国)広州市国際会議展覧中心　33万8000平方メートル

深圳国际会展中心の展示会面積は40万平方メートルなので第3位にランクイン。しかし実は第二期の工事が既に着工中で、第二期の工事が完了すると10万平方メートル拡張されることになり、合計50万平方メートルで（他に抜かれなければ）世界一の面積を誇る展示会場となります。

今まで深セン内の展示会場といえば福田区の「会展中心」しかなく、展示エリアは10万5,000平方メートルしかありませんでした。しかし深センの発展に伴いだんだん手狭になり、また今後の大湾区の発展を考えてもこの展示場だけではとても足りなかったのです。

展示ホールは、招商局蛇口とOCT華僑城が共同設立した「深圳市招华国际会展运营有限公司」と世界的なイベント運営会社「ASM GLOBAL」が共同で管理しているとのこと。

2020年内の開催スケジュール

深圳国际会展中心は、他のイベント会場と同様に新型コロナウイルスの影響により開催を中止していましたが、2020年6月20日から始まった「ギフトショー」とも呼ばれる、中国（深圳）国际礼品展览会を皮切りに再開されることになりました。

2020年6月21日現在で公開されている、今後の深圳国際会展中心展示会スケジュールをお伝えします。

アクセス・ロケーション

住所：广东省深圳市宝安区福海街道展城路1号

地下鉄12号線と20号線が開通するまでは少し不便

深圳地下鉄12号線と20号線沿いに「会展南」「会展北」駅がそれぞれ建設中です。特に20号線は東莞地下鉄とも接続予定なので、開通すれば広州や東莞からもアクセスがかなり改善されますが、現時点の予定では20号線が2020-2021年に開通、12号線が2022年開通予定。東莞地下鉄と接続されるのは2026年なのでまだ先ですね。