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【速報】香港は入境者14日間隔離を8月7日まで延長:香港版健康コード「港康码」は7月上旬リリース

6月30日、香港特別行政区政府は香港到着者の強制検疫の有効期間を1か月延長し、8月7日までとしました。

しかし今回はただの延長ではなく、7月上旬にリリースされる香港版健康コード「港康码」に合わせた延長措置のようです。

一方で、バー・ナイトクラブに関する規制は緩和されます。

(当記事は、先日公開した以下の記事の最新版となります)

Source:

香港全方位:重磅 | 香港强制检疫延长一个月至8月7日!

北京日报客户端:港府:内地抵港人士强制检疫延长至8月7日

港闻速递:香港入境检疫延長1個月至8月7日,健康码本周内出炉

14日間の強制検疫措置「599C」の有効期間を8月7日まで延長

香港特別行政区政府は、「599C」として知られる《若干到港人士强制检疫规例》(中国本土・マカオ・台湾から香港に到着した人、または到着日から14日以内に中国本土・マカオ・台湾に滞在した人は14日間の強制検疫を受ける)の有効期間を1か月延長して8月7日としました。

今回の決定と連動して、広東省ー香港ーマカオ間を移動する必要がある人々のために新たな規定の導入を検討中であり、計画は最終段階に入っているとのこと。

香港版健康コード「港康码」

香港版の健康コードは「港康码」とも呼ばれます。これは有効期間が7日間で、広東省ー香港ーマカオは相互に検疫を認識し免除することができるようになります。

香港の人々が承認された医療機関で核酸検査を実施し、その結果が陰性である限り14日間の隔離は行われません。

当コードを利用できる条件や申請方法については後日政府から発表される内容に基づくものとされますが、報道によると指定医療機関での検査後、陰性なら保健省のWebサイトで電子フォームから申請することができるようになるそうです。

香港での核酸検査の費用は1回につき約1,000香港ドル〜です。有効期限は7日間なので、それ以上の日程で行き来することを望む方は再度申請・検査を行い続けていく必要があるとのこと。

6月15日に、学生限定で口岸を相互開通させた時もこの「健康カード」を相互承認するという方法を取っていますが、今回の措置はこれを一般にも拡大するものとなるようです。

中国国外から香港への到着者に関する法律「599E」に関しての情報はないため、9月18日まで14日間の強制検疫は変わらないようです(対象となるのは香港居民です。香港居民以外は引き続き入境不可の状態です)

香港特別行政区政府は、周辺諸国の状況を鑑みて関連するすべての要因を考慮した上で適切に対策方法を見直していく、としています。

バー・ナイトクラブに関する規制は緩和

バー、ナイトクラブ、劇場、パフォーマンス会場、映画館、ゲームセンター、宗教施設などで集まることのできる人数は座席の50%→80%まで、定員は50人まで可能となります。当規制は7月3日から7月16日まで14日間有効となります。


「延長」と聞くとネガティブなイメージを持ってしまいますが、今回の措置は広東省ー香港ーマカオの相互承認に向けた一歩として前向きに捉えることもできるかもしれません。

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