(2020.09.19 UPDATE) 大使館より指定PCR検査機関リストが更新されたのに伴い、当記事も情報更新を行いました。
2020年9月25日より、日本から中国への渡航者は飛行機搭乗日から3日以内に発行された新型コロナウイルスPCR検査陰性証明書が搭乗手続きに必要となります。
中国民用航空局は7月21日に日本から中国への渡航予定者は渡航時にPCR検査陰性証明書が必要になるとのアナウンスを行なっていましたが、実施時期は未定のままでした。
PCR指定検査機関の中には1万円台で検査できるところもあるようですので、事前にクリニックの選定をすることをお勧めします。
(7月21日時点の発表記事)
(2020.09.12 UPDATE) 各エリアの指定PCR検査機関の価格情報を「指定PCR検査機関リスト」項にて掲載しました。
中国駐日本国大使館アナウンス(抜粋)
アナウンス要点を抜粋いたします。全文をご覧になる方は以下のリンクを参照してください。
中華人民共和国駐日本国大使館:日本から中国へ渡航される方へ:新型コロナウィルスPCR検査陰性証明提示による搭乗開始のお知らせ
海外渡航における健康と安全を確保し、国境を越え感染症が伝播するリスクを低減させるため、中国民用航空局、海関総署、外交部の公告に基づき、2020年9月25日(25日当日を含む)より、日本から中国へ渡航する中国籍及び外国籍の旅客は、3日以内(発行日を基準とする)の新型コロナウィルスPCR検査陰性証明が搭乗手続に必要となります。
(1)日本から直行便で中国へ行く場合
搭乗前3日以内に指定検査機関(リスト:添付ファイル参照)にて、規定の陰性結果証明(紙媒体)を取得し、搭乗時その原本及びコピーを航空会社に提出してください。別途、中国大使館・総領事館に≪健康状況声明書≫を申請する必要はありません。
(2)日本から第三国・地域を乗継・経由して中国へ行く場合
搭乗前3日以内に指定検査機関にて、規定の陰性結果証明(紙媒体)を取得してください。証明取得後12時間以内に、有効期間内のパスポート資料ページ(顔写真のあるページ)、PCR検査陰性証明、申請者署名済の≪健康状況声明書≫...のスキャンデータを中国大使館・総領事館の...指定メールアドレスまで送付してください...。中国大使館・総領事館のチェック完了後、メールにて健康状況声明書のスキャンデータを申請者に返送します。申請者は同データ印刷のうえ空港まで持参をお願いします。健康状況声明書の有効期間内に乗継・経由するよう注意し、移動中は関係機関のチェックに備えPCR検査陰性結果証明原本(紙媒体)を常に携帯するようにしてください。
(3)第3国から日本を乗継・経由して中国へ行く場合
搭乗3日前までに出発国のPCR検査機関にてPCR検査陰性証明を取得してください。PCR検査陰性証明を取得後、出発国の中国大使館・総領事館に≪健康状況声明書≫(手続の詳細についてはその国の中国大使館・総領事館のHPにてご確認をお願いします)を申請してください。日本での乗継・経由時には、有効期間内の≪健康状況声明書≫を提示のうえ搭乗し、移動中も関係機関のチェックに備えPCR検査陰性証明原本を携帯してください。
現在、日本の空港の全ての乗継エリア内にPCR検査ブースが開設されていません。そのため、乗継・経由をする方は、必ず出発地で≪健康状況声明書≫の手続を済ませてから日本に入り、≪健康状況声明書≫の有効期間内に日本を出国してください。
重要事項
(1)指定検査機関の受付時間、検査費用、検査結果までにかかる時間等は状況に応じて変更が生じる恐れがあり、詳細については各機関までお問い合わせ・事前予約をしてください。PCR検査受診の際は、検査機関に対し中国大使館・総領事館規定の検査証明発行を希望する旨を申し出てください。指定検査機関に関し増減等変更・更新が見込まれています。大使館・総領事館のお知らせをこまめに確認し最新の情報を入手してください。
(2)指定検査機関リスト及び証明見本は、運行中の中国-日本路線を持つ全ての航空会社に提供済みです。リストにない任意の検査機関を受診しないでください。日本から直行便で中国に行く方は、チェックイン手続時、PCR検査陰性証明原本及びコピーを航空会社に提示し、≪駐日本大使館・総領事館PCR検査機関リスト≫内の検査機関番号を告げてください。PCR検査証明を偽造した場合、法律に基づき相応の責任を負うことになります。
(3)日本から出発し第3国・地域を乗継・経由する場合に、関係書類の準備が間に合わず旅程に支障をきたすことがないよう、申請者はできる限り週末・祝日前の平日15:00前までに申請をお願いします。緊急な事態が発生した場合、所在地を管轄する大使館・総領事館までご連絡ください。
ほとんどの渡航者は(1)日本から直行便で中国へ行く場合 が当てはまると思われますが、PCR検査を受けることのできる機関は管轄地域ごとに指定されています。
指定PCR検査機関リスト
駐日本大使館
(東京・神奈川・千葉・埼玉・長野・静岡・群馬・栃木・山梨・茨城)
駐日本大使館管轄地域内検査機関 (ver.2)
駐大阪総領事館
(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・愛媛・高知・徳島・香川・広島・岡山・鳥取・島根)
駐大阪総領事館管轄地域内検査機関 (ver.2)
駐福岡総領事館 / 駐長崎総領事館
(福岡・佐賀・大分・熊本・鹿児島・宮崎・沖縄・山口・長崎)
駐福岡総領事館管轄地域内検査機関 (ver.2) / 駐長崎総領事館管轄地域内検査機関 (ver.1)
駐名古屋総領事館
(愛知・岐阜・福井・富山・石川・三重)
駐名古屋総領事館管轄地域内検査機関 (ver.2)
駐札幌総領事館 / 駐新潟総領事館
(北海道・青森・秋田・岩手・新潟・山形・宮城・福島)
駐札幌総領事館管轄地域内検査機関 (ver.1) / 駐新潟総領事館管轄地域内検査機関 (ver.2)
搭乗日から逆算して余裕を持った検査を
公開されているPCR検査機関をざっと見てみましたが、検査の結果が出るまでのタイムラグが当日〜3日くらいかかるようなので、搭乗日から逆算して間に合うように時間に余裕を持って検査を受けることをお勧めします。
検査費用はまちまち
資料内のクリニックHPにはPCR検査料金が書いてないところもありますが、中には1万円台で検査を行っているところもあるようです。渡航予定の方は今から調べると費用の節約になりますね。また続報ありましたら都度お知らせします。
Source:
中華人民共和国駐日本国大使館:日本から中国へ渡航される方へ:新型コロナウィルスPCR検査陰性証明提示による搭乗開始のお知らせ
在中国日本国大使館:新型コロナウイルス感染症(駐日中国大使館発表:日本から中国へ渡航される方へのPCR検査陰性証明提示による搭乗開始のお知らせ)