南山区政府は「中央河川景観改善プロジェクト」を組織し、深圳湾公園と並行する中心河と后海浜路のアップグレードを計画しています。公聴会は2021年初頭に行われ、各分野からの意見を取り入れる予定。日本人が多く居住する深圳湾周辺も見違えるように変化するかも！
「中央河川景観改善プロジェクト」
南山政府オンラインの発行した通知によると、この「中央河川景観改善プロジェクト」は深圳湾万象城／深圳人才公園に近接する、地下鉄2/11号線の「后海」駅周辺から南に伸びる中心河と后海浜路（后海滨路）の文化的雰囲気と快適な自然風景を備えた生態学的回廊を作成するという計画。
中心河／后海浜路
中心河と后海浜路は南山区に位置し、北は海德三道、南は望海路から始まります。東は深圳人才公园に近く、西は大南山、小南山、蛇口山、東南に香港を見晴らす海が隣接。山や海の資源が豊富です。
后海浜路は地下鉄2号線に沿って南北を通る道路。后海大道の右隣に並行しています。
プロジェクト概要
南山政府は2021年初めに公聴会を開き、あらゆる分野からの提案や意見を募集する予定ですが、開示されたプロジェクト改善計画は以下のようなものとなっています。
プロジェクトは全長約8キロメートル、面積約401,277平方メートルです。主に中心河（中心路と河口公园を含む）と后海滨路（后海滨路の両側のパークベルトを含む）の景観を改善します。
問題点
調査によると、現在このエリアは以下のような問題点があります。
- 歩行者路面の沈下、表層の破砕、凹凸
- 不完全な緑道、ガイダンスの欠如、自転車と歩行者の衝突
- 緑地の品種も散乱
- 川沿いの道路は日よけや雨よけの設備がなく、照明も不足
改善案
そこで、以下のような設計計画が勧められています。
- 歩行者、ジョギング、サイクリングのためのルートを整備し、スマートパーキング機器の追加、共有自転車保管スペースを設定
- 全体的な緑化インターフェースを改善（既存の成長の良い木を維持し、色とりどりの木を増やす）、道路歩行の遮光効果を高める
- 公衆トイレ、水飲み場、サービスステーションなどの設備を追加、より多くのレジャースペースと子供の遊び場を設置
- 交差点システムの最適化、表示プラットフォーム、橋のデッキ・床面積を最適化、照明設備、監視機器など自治体のインフラ改善、高度な道路交通システムを追加
- 地下鉄やバス停への接続通路、スマートバスステーション、スマートパネルなどを追加
また、中央河の水質も改善されるとのことです。
完成時期は未定なものの、蛇口エリアで日本人御用達のサヴィルズ・レジデンス/赛嘉服务式公寓（Savills Service Apart）やペニンシュラ/半島城邦（Peninsula Residences）周辺にお住まいのご家族は朗報ですね！
周辺の物件情報（提供：Charles House）
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