深センの福田区では、新春のお小遣いキャンペーンとして総額2000万元のデジタル人民元紅包抽選配布を開始しました。
当キャンペーンは深セン市内の個人(戸籍を問わず)が対象で、紅包1つあたり200元ずつ。総数10万個のお年玉となります。しかしまたしても外国人は対象外です…
デジタル人民元配布キャンペーン概要
“福田有礼数字人民币红包”と呼ばれる新春お小遣いキャンペーンは、抽選形式で1月1日より登録が始まりました。内容は2020年10月に羅湖区で実施されたキャンペーンとほぼ同様のものとなります。
希望者は「i深圳」の予約プラットフォームから登録します。当選者は通知されるSMSにしたがって“数字人民币APP”(デジタル人民元APP)アプリをダウンロード後、"个人数字钱包"(個人デジタルウォレット)を開いて“福田有礼数字人民币红包”という紅包(200元)を受け取ることができます。
福田有礼数字人民币红包は、1月7日20時から1月17日24時までの間、デジタル人民元制度への移行を完了した深セン市内の1万店以上の指定加盟店で利用可能。加盟店リストは「i深圳」の予約プラットフォームに掲載されています。
予約ルール・対象者
予約時に、深セン(深汕特别合作区も含む)の行政区域内にいる個人は、中国本土の携帯電話番号と第2世代の居住者IDカード(第二代居民身份证)があれば登録できます。(つまり日本人は不可です…)
「i深圳」予約方法
抽選期間は、1月1日午前0時から1月4日午前10時まで。「i深圳」QRコードをスキャンして予約プラットフォームに入ります。
そして、画面内の「福田有礼」項目から予約画面に遷移します。
予約プラットフォームでは、個人情報(氏名、ID番号、携帯電話番号)を入力後に個人用デジタルウォレット」を選択して銀行を開設します。
配布されたデジタル人民元は前回同様他人に譲渡したり、銀行口座に換金することはできません。 有効期間を超えて使いきれなかった紅包は回収されます。
Q&Aには、「深セン市以外の戸籍住民票を持っている人は予約できますか?」という質問がありますが、その答えは“来了就是深圳人”(「深センに来たら誰でも深セン人」…つまり予約可能)とのこと。
なのに外国人は不可。。そろそろ外国人も許可して欲しいところですが、デジタル人民元配布キャンペーンは前回の羅湖区(総額1000万元)に続き、今回は福田区(総額2000万元)。次は南山区が春節あたりに始めるかもしれませんね。総額は…3000万元かな?
Source: