ついに、日本の蔦屋書店|TSUTAYA BOOKSTOREが深センの福田区にやってきます!
中国華南地区初となる蔦屋は、現在建設中の都市複合施設「中洲湾C Future City」内にオープン予定。
福田区の下沙という香港に近いこのエリアは“再造中心区”と呼ばれ、今後の発展がとても期待されています。
蔦屋書店が入居予定の「中洲湾C Future City」とは
現在全世界で約1,200店舗を展開中の、日本最大の書店チェーンである蔦屋書店は2020年12月に、中国南部初の店舗を福田区中洲湾C Future City内に開設させることに合意しました。
中洲湾C Future Cityは、福田大金沙エリアと香蜜湖新金融中心エリアに位置し、総面積は300万平方メートル以上。ショッピングセンター、公園、オフィスビル、高級マンション、ホテルなどを備えた総合的な都市複合プロジェクトです。
このうち、第1期と第2期は130万平方メートル、商業地は16万平方メートル、オフィスは24万平方メートルとなり、第1期は2022年初頭にオープンの予定。
福田区の“香蜜湖ー车公庙ー大金沙”エリアは“再造中心区”と呼ばれており、今後大きく発展する可能性を秘めています。
中洲湾C Future Cityはここで「世界の知恵を集めて未来都市を建設する」という開発コンセプトのもと、より多くの国際的な知恵を都市計画、設計、運営に取り入れ、技術、芸術、自然など異分野の融合を模索しています。
「中洲坊创意中心C Future Park」も計画中
運営母体である中洲商置では、中洲湾C Future Cityの他に「中洲坊创意中心C Future Park」という複合施設も建設予定。
中洲坊创意中心C Future Parkは、深セン市羅湖区の笋岗—清水河エリアに位置し、デザイン・クリエイティブ産業を核とした創造的な公園、都市複合施設となります。
投資金額は100億元以上、世界的に有名な建築会社KPFにより設計されるとのこと。 小劇場、大型書店、コーヒー、バー等のブランドがコミュニティの一部として構築されます。
コンセプトは「设计改变一切 Change by Design」、 敷地面積は6万㎡、建築面積56万㎡の中に、8つの創造的なオフィスとマンションで囲まれた公園のような地域となり、3万㎡の開放的な商業地区、5万㎡の中央アートガーデン、3000㎡のアートセンターが計画されています。
蔦屋書店の詳細は未定
中国では現在上海と杭州に展開中の蔦屋書店ですが、深センでの詳細はまだ公表されていません。
参考までに、2020年10月に中国初の店舗となった杭州天目里蔦屋書店では本が天井までうず高くディスプレイされた店舗デザインとなっています。(どうやって取るんだこれ…)
また、同じく12月にオープンした第2号店の上海上生新所蔦屋書店は、上海の駐在員の社交場として設計した歴史的建造物の洋館をリノベート。
日本最古の手づくり茶碗屋や日本の伝統的な着物など、伝統工芸品も取り揃えているのだそう。
どんなデザインになるのかは気になりますが、これまでの経緯や中洲湾C Future Cityのコンセプトなどを考えると相当期待できるのではないでしょうか。一年後が楽しみですね。
Source:
铱星云商:重磅!华南首家茑屋|TSUTAYA BOOKSTORE落户深圳中洲湾C Future City!