3月26日、深圳市口岸办公室(港務局)はニュースリリースを発表し、深センの外国人向け総合サービス管理プラットフォームがオンライン化されたことを明らかにしました。
雇用主は当プラットフォームを通じて外国人の工作許可や居留許可の申請をすることができ、その処理期限は従来の14営業日から7営業日に短縮されました。
外国人向け総合サービス管理プラットフォーム
当プラットフォームは、「深圳市外国人就业居留事务服务中心」(外国人雇用・居住事務サービスセンター)と統合され、外国人のための“六个一”(「6つの1」:1セットの資料、1セットのフォーム、1つの申請、1つの窓口、1つのネットワーク、1回で完了)を実現しています。
ログイン方法
まず、Google Chromeを使って、「深圳市外国人综合服务管理平台」ウェブサイト(https://wgfw.ga.sz.gov.cn/)にアクセスします。
アクセス後、右に表示されているQRコードをスキャンしてください。
担当者が外国人の場合は「境外人员登录」タブより情報を入力してください。
業務範囲
目的に合わせて、以下のメニューを選択できるようです。
条件を満たしていれば、工作許可証と居留許可証の両方を申請することも可能とのことです。
処理の流れ
工作許可・居留許可の同時申請
居留許可・停留許可の単一申請
工作許可の単一申請(予約あり)
工作許可の単一申請(予約なし)
情報の同期や有効期限のリマインドも
このプラットフォームでは、許可証サービスに加えて書類の有効期限のリマインダーや在留情報の同期なども提供しています。有効期限が近づくとSMSで当事者に通知が行き、期限内に書類の延長・更新を促します。
また、プラットフォームで処理された書類の情報と居住情報が同期して一時滞在登録システムに同期されるため、外国人が警察署に行って情報を更新する必要がなくなるというメリットもあるそうです。
外国人の住居登録については2020年よりオンライン登録が可能になりましたが、当プラットフォーム上にも「境外人员临住住宿登记」メニューがあり、ここから処理を行うことができます。
今回の変更により内部の効率化も図られているようですね。現地在住外国人にとっても負担が軽減されそうです。
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