中国のゴールデンウィーク、労働節は2021年も中国各地で多くの人が賑わい、旅客輸送量は2億6,500万人と報じられましたが、広東省でもホテルやイベント施設は前年超えの動員数を記録中。
広東省の150の主要観光地には、前年同期比262.8%増の213万2,000人が訪れました。深センでは东部华侨城(OCT EAST)、深圳文和友、竜華区の后浪新天地、福田区のコーヒーフェスティバル「2021福田咖啡生活节」などのイベントが大人気です。
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観光地のホテル稼働率は軒並み100%
連休中、深セン市内のホテルなど宿泊施設の占有率は昨年の同時期に比べて大幅に増加しています。
塩田区にある、山と海に囲まれた美しい風景で有名な东部华侨城(OCT EAST)には多くの観光客が押し寄せました。5月2日の時点で受け入れ人数は45,000人に達し、前年同期に比べて20%以上増加しており、周辺ホテルの稼働率は100%を達成。
他のエリアでも連休期間中の深センのホテル予約数は、2020年と比べて3.4倍、2019年と比べて40%以上増加しており、多くのホテルで部屋を見つけるのは難しくなっている模様。
ホテルだけでなく民宿も人気。 4月後半からオンラインでの満室が目立ったようです。統計によると、今年の連休中の民宿予約数は、2020年と比較して最大1.8倍、2019年と比較して最大50%増加しています。
国務院総局は需要の喚起や消費刺激策を発表しました。深圳市民宿協会の李超執行会長によると、大鵬半島には約1,000軒の民宿、2万2,000のベッドがあり、5月の連休時期は基本的に満室とのこと。
「网红打卡点」がポイント
「网红打卡点」(ネットで話題のスポット)と呼ばれるエリアは、外部からの観光客を呼び込むための重要な場所の一つ。5月1日の連休中、深センの主要なスポットでは、人を集めるため「网红打卡点」を作るイベントも行われています。
当サイトでも以前にご紹介した羅湖の「深圳文和友」では、連休中通常の2倍ほどの行列ができ、1日の平均入場者数は3万~5万人に達しています。需要に応えるために深圳文和友では営業時間を午前10時半から午前1時までに調整した模様。
竜華区「后浪新天地」オープニング:初日は25万人来場
竜華区では新しい商業施設「后浪新天地」が5月1日にオープン。ブランド施設、レストラン、レジャー、ショッピング、ナイトライフを統合した新しい都市型商業空間で様々なオープニングイベントを実施中。5月1日の人の流れは25万人に達したとのこと。
福田区コーヒーフェスティバルも大盛況
福田区では「2021福田咖啡生活节」が開催中。 COCO Park、深业上城(UpperHills)、卓悦中心(One Avenue)や華強北など区内の各人気エリアで合計50以上のコーヒーブランドと60のコーヒーショップが参加しています。
その中でも、卓悦中心で開催中の「唤醒咖啡集市」は、わずか1日で16万人を動員しました。
顔認証で自分のアバターをコーヒーにプリントするサービスもあるそうです。基本的には5月末まで行われているので気になる方は参加してみてください。
5月4-5日のリターンラッシュ注意喚起も
連休も半ばを過ぎると帰りのラッシュが生じます。省内の高速道路で渋滞の可能性がある12区間について公安交通警察部は最新の迂回路ガイドラインを発表し、4日と5日のピーク時間帯を避けるため事前に計画を立てたり早帰りや遅帰りをすることを提案しています。
4月29日~5月2日の間、高速道路の累積交通量は3,115万800台に達し、そのうち5月1日の1日の交通量は832万6,300台に達し、今年2番目の交通量となりました。
連休後半は広東省で強い雨や雷雨が発生し、帰省の交通に悪影響を及ぼすという予報もあります。雨や霧の中で高速道路を運転する場合は十分に注意してください。
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