5月5日、ついにマカオは中国本土からの入境条件を緩和し、入境時14日間の医療観察や健康観察を受ける必要がなくなりました。外国人には専用フォームが用意され、入境申請が可能になります。
14日間の医学観察を解除
マカオの新型コロナウイルス感染対策センターは、マカオ衛生局《传染病防治法》第14条「入境前14日以内に雲南省德宏傣族景颇族自治州瑞丽市を訪問した者は、保健当局が要求する指定場所で14日間の医療観察と少なくとも14日間の自己健康管理を受けなければならない」という措置を、2021年5月5日正午より解除したと発表しました。
今後中国本土からの渡航者（中国人）は、14日以内に中国本土のどこかに旅行したことを理由に医学的観察や自己健康管理を受ける必要はありません。
外国人もマカオへの入境申請が可能に
同時に、外国人の入境も新たな進展がありました。中国本土、香港特別行政区、台湾のステータスを持たない非現地居住者は、入境前21日間に中国本土またはマカオ以外の場所にいなかった場合はマカオ入境申請が可能になります。
申請方法
澳門特別行政区政府衛生局は、公式ホームページ内に「外国人申請入境系統」メニューを追加しました。
以下のQRコードもしくはリンクから飛ぶことができます。
リンクを開くと、以下の申請画面が現れます。
2番目の画像には、マカオ入境の理由を選択する欄があります。以下日本語訳です。
（これを見ると、まだ観光目的でのマカオ入境は難しいかもしれません。「その他」の項目はありますが…）
- マカオ在住者の親族
- 滞在許可証または外国人従業員用の労働許可証を取得している方、および滞在許可証を取得しているか条件付で許可されている同行家族の方
- 滞在許可証を取得している方
- マカオの高等教育機関への入学許可を得ている方
- 重要なビジネス、学術、職業上の活動に参加するためにマカオに来る人
- その他
いよいよ中国人は自由にマカオに出入りできるようになりましたね。外国人も今は対象者が限られていますが、観光目的でもそのうち同じように入境できるようになる日が来そうです！
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