先日、深センの主要地下鉄駅で健康コード「粤康码」の提示が必要になったとお伝えしましたが、急な変更です。
6月8日20時より、深セン全地下鉄駅で健康コード「粤康码」提示必須となりました。
また深セン全域で一斉PCR検査が進んでいます。広東省外に移動する方には72時間以内のPCR陰性証明提示も求められています。
深セン全地下鉄駅で健康コード提示必須
6月8日20時より、深セン地下鉄全線の全駅で健康コードのチェックを実施します。
(当アナウンスは以下の記事のアップデートとなります)
乗客は駅に入る前に「粤康码」または「深i您健康码」を表示する必要があります。グリーンコードを持っていないと駅に入ることができません。 スタッフが確認できるよう、駅に入る前にあらかじめグリーンコードをご用意ください。
「粤康码」「深i您健康码」の取得は、以下のQRコードをWeChatでスキャンしてください。
深セン市内全域でPCR検査実施
6月6日、深セン市内の複数の地区で、全居住者を対象とした一斉PCR検査のアナウンスがありました。
加えて、羅湖、南山、竜華、宝安区などでもフル動員でPCR検査が行われています。検査時は携帯電話とパスポートを持参し、地域によって「深i您」「健康码」「行程码」といったWeChatミニプログラムの提示が求められることがあります。
以下は南山区蛇口エリアのPCR検査案内文です。(詳細は各地区によって異なる場合があります)
広東省外に移動する人は72時間以内のPCR陰性証明書提示必須
また、6月7日12:00以降、深圳空港から出発するすべての乗客(トランジットを除く)は、健康コード「健康码」のグリーンコードと72時間以内のPCR検査陰性証明書を提示する必要があります。広州または佛山の身分証をお持ちの方、または14日以内に広州または佛山に旅行された方は、48時間以内のPCR検査陰性証明書の提出が必要です。PCR検査が陰性でも時間通りに出発できなかった方は、航空会社に返金またはチケット変更を申請することができるようです。
深センから広東省外に移動される方も同様に、健康コード「健康码」のグリーンコードと72時間以内のPCR検査陰性証明書を提示する必要があります(広東省内の移動では、健康コードのグリーンコードのみ確認されます)。
今後旅行を計画されている方へ
端午節の期間を利用して広東省外へ旅行の計画をされている方は、以下の点にご注意ください。
今回の新型コロナ感染者は広州と深セン(塩田区と竜崗区)で発生したため、中国のいくつかの都市では、深センや広州に関連する政策を発表している模様です。そのため「リスクのある地域」から来たとみなされる可能性があります。
不必要な省をまたいだ移動、中・高リスク地域への移動は避けるようにと呼びかけられています。 また、マスクの着用、定期的な手洗いなどの個人的な防護策を徹底することも求められています。
深センでは端午節期間中でも新型コロナワクチン接種が行われています。積極的にワクチンを接種し、できるだけ早い段階で免疫バリアを確立するよう呼びかけられています。ワクチンを接種したかどうかにかかわらず、「マスクの着用、定期的な手洗い、こまめな換気、1メートルのソーシャルディスタンスを保つ」などの個人的な保護措置を取ることも促されています。
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