現在の中国国内における新型コロナ感染は急速に多くの省や市に広がり、感染確認者数は7月31日時点で1,022人です。 そのため各省は防疫措置を強化中で、深セン市では市民が不必要に深セン市外に出ることがないよう勧めています。
また、深センにいる学校の職員と生徒は、深センを離れる必要がある場合は事前に休暇を申請して報告しなければならず、中・高リスク地域に行くことは厳禁としています。
不必要に深センを離れないように
深セン市に留まっている方は、不必要に深セン市外に出ないようにと勧められています。特に中・高リスク地域、観光地、出張などの渡航は最小限にとどめ、どうしても行かなければならない場合は、旅行中の身の安全を確保するように指示されています。
また、中・高リスク地域から深センに来た(帰ってきた)人は、機会があれば地域コミュニティに報告し、PCR検査、医療観察、健康監視など、流行に対する予防・管理措置に協力しなければなりません。
自分の軌跡が既存の症例と重なっていることに気づいた人や、感染の危険性がある人は、率先して地域コミュニティに報告しPCR検査を受け、発熱などの疑わしい症状が出た場合は、マスクを着用して近くの医療機関を受診するとともに、公共交通機関の利用を避けるようにしてください。
宝安国際空港、各鉄道駅など交通機関利用者に対する指示
宝安国際空港、鉄道駅、バスステーション、その他の交通機関の駅から深センに向かうすべての乗客と深センに戻る乗客には、温度測定、健康コードと工程コードの確認、マスク着用が求められています。
宝安国際空港、鉄道駅、バスターミナルなどの交通機関にはPCR検査ポイントが設置されており、中・高リスク地域の都市からの旅行者に無料でPCR検査を実施中です。
バスや地下鉄を含む市内の公共交通機関では、温度測定、健康コードと工程コードの確認、マスク着用が求められています。
夏休み期間中は全教職員・学生が深セン市内に滞在するように
8月1日、深セン市教育局は最新の通知を出し、最近の防疫状況に応じて、深センにいる学校の職員と生徒は、どうしても深センを離れる必要がある場合は事前に学校に休暇を申請して報告しなければならず、中・高リスク地域に行くことは厳禁としました。
また、流行のリスクが中程度または高程度の地域から深センに戻った教師、学生、スタッフは、深センに戻った後に地域コミュニティに報告し、適切な健康管理措置の実施に協力する必要があります。
学期開始の14日前に深センを離れていた教師、学生、スタッフは深センに戻り、毎日健康宣言を実施し、健康状態に異常がある者は学校に戻ってはならないと通達されています。同時に深セン市内外のサマーキャンプ等集団行動は原則として中止となります。