中国最大規模の見本市、「第130回 中国輸出入商品交易会」(通称「広州交易会/広東フェア」)は、初のオンライン・オフライン融合形式で開催されます。
開催期間は10月15日から19日までとなり、26,000社の出展者が参加。オフライン(実物)展示エリアでは7,500社が参加します。
目次
広州交易会とは
国内最大の総合見本市として1957年に始まった中国輸出入商品交易会(広州交易会)。その歴史は最も長く、海外バイヤーの数や商品カテゴリーの数も最も増えています。
現在広東省を始め中国各都市では各種展示会が開催中ですが、外国人バイヤーを対象としたこのような見本市はオンラインにならざるを得ないのが現状です。
今回、広州交易会のプロモーションチームは、中国語、英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、ポルトガル語の7カ国語で紹介ビデオを撮影し、200カ国以上の海外バイヤーや購買担当者がオンラインとオフラインの両方で登録や見学ができるように用意しています。
YouTubeの「Canton Fair」チャンネルでビデオ公開中(残念ながら日本語はなし…)
第130回広州交易会は10月15日から19日まで開催
第130回広州交易会は、コロナ禍における貿易促進の手段として、10月15日から19日までの5日間、51の展示エリアで16の製品カテゴリーを紹介し、オンラインでの展示とオフラインでの対面体験を初めて統合した展示会を開催します。
世界中の26,000社の出展者とバイヤーがオンラインでビジネスチャンスを探すことができる柔軟性を提供する「仮想展示会」のブースは約60,000!それに加えて今年の広東交易会では、約400,000平方メートルの実物展示エリアが復活し、7,500社が参加します。ブランドブースの数は11,700。2,200社以上の企業が出展します。
中国の内需が高まる中、多国籍企業や外資系企業、越境EC企業、代理店、フランチャイズ、バイヤーなどをオンラインとオフラインの両方で結びます。
また、第130回広州交易会では第1回珠江国際貿易フォーラムが開催されます。このフォーラムは、政策立案者、企業、また学識経験者が国際貿易の時事問題について議論するための対話の場を作るもの。
第130回広州交易会はグリーン開発に貢献
中国対外貿易中心主任の储士家氏によると、広東交易会の輸出製品デザイン賞(CF賞)には、最先端の技術、素材、工芸品、エネルギー源を用いた革新的でグリーンな製品が数多く応募され、企業のグリーンな変革を反映しているのだそう。
今回は、風力、太陽光、バイオマスなどのエネルギー分野において、70社以上の大手企業が提供する15万点以上の低炭素で環境に優しい省エネ製品を展示し、中国のグリーン産業をさらに促進するとのこと。ビジネスを促進する一方で持続可能な産業発展、そしてカーボンニュートラルにも通じると述べています。
期間中はコロナ対策のため21日集中隔離政策実施
10月20日まで、すべての(広州行き)外国人到着者の検疫方針を「14日間の集中検疫+7日間の自宅検疫」から「21日間の集中検疫」に調整し、PCR検査の頻度を、1、2、3、7、14、17、19、21日に調整中です。
オンラインでの参加は広州交易会オフィシャルサイトから
オンラインでの参加は、以下の公式サイトにアクセスをしてください。
アクセスすると、オンラインかオフラインでの参加かを選択できますので、指示に沿って登録を行ってください。
現地におられる方はオフラインで、日本におられるバイヤーの方はオンラインで楽しまれてください!
Source:
Canton Fair:130th Canton Fair to Bring a 5-Day Exhibition from Oct 15 to 19