2月12日、深セン市内で新たに1件の市中感染が確認されました。今回は香港の越境トラックドライバーです。
2月以降、深センでは越境トラックドライバーが陽性となる事例が17例発生。香港からの入境者にも陽性反応が出るケースが相次ぎ、市では注意を促しています。
感染者情報
2月12日に検出された市中感染陽性者の情報は以下の通り。
男性、35歳、香港の越境トラック運転手、(深圳)罗湖区黄贝街道向西华侨新村居住,(東莞)东莞塘厦林村多仔岭六巷居住
2月6日から2月10日まで毎日のPCR検査では陰性、2月11日の定期検査で陽性、2月12日深圳CDCで再陽性。深圳第三人民病院にて隔離治療中。
行動軌跡
羅湖区、竜崗区を経由して東莞に戻っていたため、以下のエリアが行動軌跡に含まれています。
罗湖区黄贝街道——
- 文锦渡口岸锦上花接驳点
- 阿迪达斯(深业东岭店)
- 雷州羊肉火锅店(清平路店)
龙岗区平湖街道——
- 平湖白泥坑作业点(深圳市华友源投资发展有限公司)
- 平湖社加油站
- 平湖群英五金店
現在のところ深圳市の中リスク指定地域に変更はありません。
深センー香港の越境トラック運転手は今月17名が陽性反応
2月に入ってから、香港の越境トラック運転手17人が入境時に陽性反応を示す事例が相次いでいます。
深センでは、越境トラック運転手のための疫病予防と制御に関するガイドラインに基づき、関連する管理とサービスを厳格に実施中です。
香港から深圳湾口岸への入境者からも陽性反応が相次ぐ
香港から深圳湾口岸を利用した入境者は事前のPCR検査陰性証明と入境後の強制隔離が必要ですが、2月10日には入境時の検査で3名の陽性者が検出。香港市内では連日1000人を超える市中感染者が出ている中で、中国本土に避難するための入境者も多いようですが、深圳市人民政府口岸办公室は入境者に対して通関時の際にはソーシャルディスタンスを保ち、集団で集まることを避け、感染のリスクを抑える行動を協力して取るよう注意を促しています。