新型コロナ感染の落ち着いてきた深セン市では、中・高リスク地域からの入境者に対する最新の防疫政策を発表。
また、6月25日よりサービスを停止していた福田区内の各地下鉄駅は7月3日より再開し、運航を停止していた蛇口ー珠海横琴/九洲港フェリー便も7月6日より再開の見込みとなりました。
目次
7月の深圳市内新型コロナ市中感染者数推移
7月5日現在、深セン市内における新型コロナ感染は(ゼロではないものの)落ち着きを取り戻しつつあり、冒頭の地図のように封鎖エリアもかなり解除されてきました。
7月1日から5日にかけての市中感染者数は以下の通りです。
7月4日:1例
7月3日:0例
7月2日:0例
7月1日:1例
蛇口ー珠海九洲港フェリー便再開(7/6-)
6月24日以来、運航停止していた蛇口ー珠海横琴/九洲港フェリー便は7月6日より運航再開となりました。(「蛇口ーマカオ」「蛇口ー海島航線」線は引き続き運航停止中)
深圳入境者に対する最新の防疫政策
6月24日より、市内の交通機関(空港、鉄道駅、バスターミナル、旅客ターミナル、地下鉄駅)への出入り、公共交通機関(地下鉄、バス、タクシー、配車サービス)の利用、公共の閉所への出入りは、48時間以内のPCR検査陰性証明または当日(24時間以内)のPCR検査記録が求められています。
高リスク地域から深圳に入境する場合
7日間の集中検疫を行い、1日目、2日目、3日目、5日目、7日目にPCR検査を実施。
高リスクのエリアは、WeChatアプリ「国务院客户端」から、“疫情风险查询”—“点击查看全国中高风险疫情地区”を選択して確認ができます。
中リスク地域から深圳に入境する場合
7日間の自宅検疫を行い、1日目、4日目、7日目にPCR検査を実施。
中リスクのエリアは、WeChatアプリ「国务院客户端」から、“疫情风险查询”—“点击查看全国中高风险疫情地区”を選択して確認ができます。
中・高リスク地域がある県(市・区)から深圳に入境する場合
1日目と3日目にPCR検査を実施。
7月4日の時点では、以下のエリアが包含されます。
- 上海市奉贤区、静安区
- 北京市昌平区
- 江苏南京六合区
- 安徽宿州市泗县
- 江苏无锡惠山区、新吴区、梁溪区、锡山区
- 汕头市南澳县
- 徐州市泉山区、云龙区、铜山区
- 安徽省宿州市灵璧县
- 广州市花都区花东镇
- 西安市长安区
- 上海市普陀区、宝山区
- 丹东市元宝区、振兴区、振安区
局地的に感染の発生した都市から深圳に入境する場合
深圳到着後24時間以内にPCR検査を実施。
7月4日の時点では、以下のエリアが包含されます。
- 上海市
- 北京市
- 广西防城港市
- 辽宁丹东市
- 云南普洱市
- 安徽宿州市、合肥市、淮北市
- 江苏南京市、淮安市、徐州市、无锡市
- 四川广元市
- 浙江义乌市、杭州市
- 山东青岛市
- 四川巴中市
- 广东汕头市
- 广州市花都区、陕西西安市、江苏苏州市、江苏盐城市
地下鉄「华强路」「岗厦」「岗厦北」「华强南」「赤尾」駅サービス再開(7/3-)
6月25日よりサービス停止の続いていた以下の地下鉄駅は、7月3日より全面再開しました。
- 地下鉄1号線「华强路」駅
- 地下鉄1 ,10号線「岗厦」駅
- 地下鉄2号線「岗厦北」駅
- 地下鉄7号線「华强南」「赤尾」駅
参考リンク:
とはいえ、駅入場時は、48時間PCR検査陰性証明または当日(24時間以内)のPCR検査証明(記録)を提示する必要があります。
バス路線もサービス再開(7/3-)
6月25日よりサービス停止の続いていた以下のバス路線、停留所もサービスを再開しました。
バス路線
- 97线(深业东岭总站-火车站)
バス停留所
- 岗厦北地铁站、福华新村、彩福大厦
M590线(深圳机场场站-机场码头)のみ引き続きサービス停止中です。
最近はフェリー・地下鉄・バスなどの運行停止/再開のアナウンスが突然発表され、即日施行となるケースも見受けられますので、各自最新情報に精通なさってください。