
香港特別行政府は8月24日、深センから香港への入境を容易にするため、深セン湾口岸経由の隔離なし簡易入境制度「来港易」の1日あたりの定員を1000人から1500人に即時増員すると公式サイトにて発表しました。
香港に戻って新学期を迎える学生の増加に伴う対応となります。
香港特別行政区発表
今回の「来港易」定員増員は香港特別行政府によるもので、発表と同時に即日実施されました。

背景にあるのは新学期を控えた香港学生たち
この背景にあるのは中国大陸出身の香港学生たち。彼らは新学期を控えて香港に戻って学業を再開しようとしています。8月中旬以降、深圳湾口岸では毎日4,000人以上の出境者が押し寄せており、同期間比52.42%の増加を記録しました。
この特例は現在深圳湾口岸のみ。珠海・マカオ側の口岸「港珠澳大桥香港口岸」の入境枠は1000人のまま据え置きです。
深圳湾口岸では、出境を待つ乗客が乗客整理ホールに入る前に日差しを避けられるよう「蓝色通道」と呼ばれるテントが設置されているようです。

「来港易」予約方法
「来港易」を利用しての香港入境を希望される方は予約が必要です。
予約方法は以下の記事をご覧ください。

Source: