広東省は、「粤居码」と呼ばれる新たな居住コードの運用を開始しました。
このコードは広東省に住み、生活している人の身分証明や居住情報証明書の代わりとなり、サービスの利便性向上を目的としています。公安局は省内に住む居住者に当コードを登録するよう勧めています。
「粤居码」とは
「粤居码」は、広東省に住むすべての人(戸籍人口、浮動人口を含む)を対象に公安当局が導入した個人サービスコードで、広東省に住み、生活していることを証明するものです。
広東省公安局は、省内全域で 「粤居码」の使用を推進しています。 各レベルの公安当局は、この粤居码をプラットフォームとして、証明書提出の必要性を減らし、国民の利便性を高めるべく利用を推進しています。将来的には「粤居码」の所有者は、図書館、博物館、病院などの公共サービスも受けられるようになるのだそう。
登録方法
WeChat「粤治安」(粤居码)ミニプログラム読み込み
以下のQRコードを読み取り、WeChat「粤治安」(粤居码)ミニプログラムにアクセスしてください。
実名検証
「个人中心」をタップして、実名認証の手続きを行います。
「粤居码」アイコン選択
メイン画面左上にある「粤居码」アイコンを選択します。
QRコード表示
すると、登録ユーザーの居住地が記載されたQRコードが表示されます。
住所のないQRコードが表示された場合は、住居を提供している賃借人や家主などの届出義務者等の情報を登録することができます。住居表示が正常に行われると、住所が自動的に更新されます。
外国人も登録可能
このコード、外国人も登録が可能となります。すでに登録を済ませた深圳在住の日本人の方によると、携帯番号に加え国籍とパスポート番号を入力する欄もあるとのこと。住所は正確な入力が求められます。
現在のところはまだ街中でこのQRコード提示を要求されたことはないようですが、コードの登録を宣伝するポスターは見受けられます。身分証の代わりとなるこの新たなコード「粤居码」を今のうちに登録しておくのが良さそうです。
Source: