photo: 無人となった深セン市内のPCR検査場 12/9 撮影
先週発表された中国国内における新型コロナ防疫政策の大幅緩和は各地で実施が続いており、深セン市内も地下鉄駅で健康コードのチェックを廃止しました。現在は地下鉄公式アプリにも健康コードやワクチン接種情報などの表示が消えています。
また、13日からは行程コードも不要になります。
目次
中国国務院の新型コロナ防疫措置緩和通知内容
これまでの新型コロナ防疫政策の緩和については以下の記事を参考になさってください。
深圳市の対応
上記の通知に呼応して、深圳市内でも先週新たな通知が発せられました。
地下鉄駅で健康コードの提示が不要に(12/8)、公式アプリからも情報を非表示に(12/10)
12月8日、深圳地下鉄は駅を利用する乗客に対して健康コードのチェックを廃止すると通知しました。
深圳地铁metro:即日起,乘客搭乘深圳地铁时不再查验健康码
加えて10日には、深圳地铁公式アプリ健康コードの状況やPCR検査結果、ワクチン接種情報などの表示が消えました。深圳地下鉄は今後アプリに新たな機能を実装して「スマートトラベルサービス」を実現していくと述べています。
国内他地域から深圳到着者に対しての防疫措置は廃止(12/11)
深圳卫健委は12月11日、国内他地域から深圳に到着する人に対しての防疫措置を廃止すると発表。高リスク地域からの到着者についての記載はありませんが、詳細は後日通知されるかもしれません。
深圳卫健委:12月11日起,不再对抵深人员采取疫情核查防控措施
通信行程卡(行程カード)はサービス終了(12/13-)
通信行程卡と呼ばれる行程カードは、12月13日よりサービス終了となります。これにはWeChatミニプログラムやAlipay内にある同アプリなども同様です。
今週は防疫緩和のニュースが続くと思われます。