2月6日に中国本土と香港間の出入境予約システムが撤廃されて完全開放されると同時に、今まで業務を停止していた羅湖口岸、皇崗口岸、蓮塘口岸も開通します。最新の各口岸業務時間をお伝えします。
香港ー深圳で再開される全口岸リスト(2/6-)
深圳と香港の通関全面開放に関する記事は以下のリンクを参照してください。
青字で記載されている部分が今回新たに再開される口岸です。
皇岗(皇崗)口岸(0:00 - 24:00)
罗湖(羅湖)口岸(6:30 - 24:00)
莲塘(蓮塘)莲塘/香园围口岸(7:00 - 22:00)
深圳湾口岸(6:30 - 24:00)
福田口岸(6:30 - 22:30)
文锦渡口岸(7:00 - 22:00)
广深港高铁西九龙站口岸(6:30 - 23:30)
蛇口口岸(7:00 - 22:30)
机场福永码头(8:00 - 21:00)
蓮塘口岸は初の旅客レーン開通
コロナ禍中に完成した蓮塘口岸は、貨物検査レーンのみの運用となっていましたが、今回初の旅客レーンが開通することに。
デザインにもこだわりを見せている美しい建築物の蓮唐口岸、オープンが楽しみです。
皇崗口岸は仮設の旅客ターミナルにて通関再開
皇崗口岸は2020年から大規模リニューアル工事中のため、当面の間は仮設の旅客ターミナルにて通関再開する予定です。当リニューアル工事は2022年末の完成を予定していましたが、一年延期されて2023年末の完成予定となっています。
越境バスサービスは香港の觀塘、尖沙咀から30分間隔で運行を再開する予定とのことですが、当面の間夜行便は再開しないようです。
通関再開に備えて準備に追われる各店舗
羅湖口岸に隣接する「羅湖商業城」では通関再開に備えて入居店舗やレストランの開店準備に追われています。羅湖商業城自体もスタッフによってフロアタイルの張り替えや施設の清掃などの業務が急ピッチで行われている模様です。
羅湖に近い香港の「上水」エリアに住むドラッグストアやスキンケア用品の店主たちは本土からの観光客を迎える準備で忙しくしている模様。羅湖口岸の通関が再開すれば、市場は徐々にコロナ前の水準に戻ると予測されており、少なくとも30-40%のビジネス増加を見込んでいる店主もいるようです。
皇崗口岸運用再開のニュースが伝わると、物件を見に来る人も増加している模様。コロナ流行前は2LDKで7,000元の物件が、コロナ禍で現在は6,000〜6,500元程度に値下がりしているとのこと。不動産業界も口岸の通関再開に期待を寄せています。
Source: