深セン空港を始めとするいくつかの空港では、わずか3分でセキュリティチェックを通過できるスマートシステム「易安检」を導入しました。
現在のところ誰でも利用できるわけではないようですが、ここでも空港作業の効率化が進められています。
スマートセキュリティシステム「易安检」
このスマートセキュリティシステムは「易安检」と呼ばれています。使用方法は、事前に時間帯を予約後、身分証スキャンと顔認証によりセルフサービスセキュリティが行われます。ここでは搭乗券のチェックは不要です。
2023年の春節時、深圳空港の易安检には合計20万人近くの旅客が利用。ピーク時のレーンは1時間あたり220人以上が通過したとのこと。
段階的な改善を経て、深セン空港には現在、ターミナル3(T3)4階の国内線出発エリアに4つの「易安检」専用レーンが設置されています。
設置箇所は、19C、20A、20B、20Cの4箇所。毎日5:00から21:00まで稼働しています。
サービス利用方法
アリペイ(Alipay/支付宝)を開き、「民航公安服务」を検索して公式ミニプログラムを入手します。
「易安检」画面にて氏名/身分証を認証して使用可能となります。
易安检利用者は渡航当日、チェックイン後に保安検査場の19C~20Cレーンのいずれかに到着すると、セルフサービスの保安検査を体験することができます。
外国人は利用可能?
当システム、外国人は利用できない模様です。現在は中国人であっても利用は制限されているようで、主に民間航空便を頻繁に利用し、民間航空セキュリティ関連の手続きを熟知し、積極的に関連規則を遵守することができる人を対象としているのだそう。
日本人は直接このシステムの恩恵を受けることはないかもしれませんが、技術の進歩によりどんどん効率が良くなるのは歓迎ですね。
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来源|深圳交通、深圳机场发布