深圳湾に新たに建設されるシャオミの国際本部の最新情報です。
場所は深圳湾万象城に隣接した敷地となり、建築面積は46,000平方メートルで完成は2024年10月を予定。一階には「小米之家」旗艦店があり、上部にビルを囲む360度のLEDスクリーンと「小米魔方」(Mi Rubik’s Cube)と呼ばれるオフィスタワーの組み合わせとなります。
敷地は2020年に5億3,100万元で取得
世界のスマホシェア上位に君臨するVIVOやOPPOの本社建設と共に話題となった、シャオミの国際本部建設報道。デザインに関する情報も徐々に明らかになってきました。
場所は后海金融商务总部(金融商業本部基地)の中心部分にあり、南山区粤海街道海德三道と登良路の交差箇所西南角に位置しています。深圳湾万象城の目と鼻の先になります。
敷地はシャオミグループの子会社である深圳小米信息技术有限公司が2020年に5億3,100万元で取得。建設規模は46,354.78平方メートル、竣工日は2024年10月30日とのこと。
本部建設に77億6,000万元の投資計画
小米国際本部ビルには、智能手机与人工智能中心(スマートフォン・人工知能センター)、商务拓展中心(ビジネス拡大センター)、互联网服务中心(インターネットサービスセンター)の3つの主要セクションが作られる予定で、建設には77億6,000万元の投資が計画されています。
「ennead」建築事務所がデザイン担当
デザインコンペを勝ち抜いたのは「ennead」という建築事務所。
気になるデザインですが、一階は「小米之家」旗艦店が設置され、その上にはビルを囲む360度のLEDスクリーンと「小米魔方」(Mi Rubik’s Cube)と呼ばれるオフィスタワーが組み合わされます。
オフィス1階のロビーを2階に引き上げることで、1階の空間を「小米之家」旗艦店として街に解放し、西側には深圳湾の巨大モール「MixC」が、そして北側には深圳湾スポーツセンター、東側には深圳人才公園からの訪問客を迎え入れるデザインとなります。
オフィスタワーは「ルービックキューブ」の名の通り、シャオミのデザイナーやエンジニアの合理的で厳格な仕事を連想させるシンプルな建築の塊で、まるで街の上に浮かんでいるかのような上昇感を演出しているのだそう。
今回のシャオミ国際本部は、OPPOやDJI新社屋など今までに公開された他社の建物より幾分シンプルに見えますが、洗練されたデザインですね。2024年の完成が楽しみです。
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来源:深圳新闻网综合南方+