8月28日、中国外交部は会見で、これまで実施されてきた中国入国前の新型コロナPCR検査および抗原検査を8月30日以降は実施する必要がなくなると発表しました。
当発表は外交部の汪文斌報道官による定例会見にてなされたもので、追って大使館等より詳細情報が通知されるものと思われます。
これまでの中国入国条件
これまでは、中国入国にあたり以下のような検査が義務付けられてきました。
4月29日から8月29日まではPCR検査もしくは抗原検査が義務付けられています。それ以前に実施されていた中国渡航要件などの情報はリンク先をご参照ください。
これでついに中国渡航前に必要とされていた手続きはコロナ前に戻りました。残るはビザの緩和ですね。
大使館からのアップデートがあり次第記事追記いたします。
外交部:自8月30日起,来华人员无需进行入境前新冠病毒核酸或抗原检测
(8/28 追記)「中国税関出入国健康申告」の関連項目も不要に
大使館より追加情報です。中国入国時に必要とされていた健康申告(WeChatの「海関旅客指尖服務」など)の関連項目も不要です。
「中国税関出入国健康申告」において関連事項の申告も不要となります。
中華人民共和国駐日本国大使館:中国へ渡航する際の防疫対策の変更についてのお知らせ
(8/29 追記)健康申告は引き続き必要
在中国日本国大使館からも8月29日に通知がなされました。PCR検査・抗原検査結果などの関連項目の申告は不要になるものの、健康申告自体は今後も申告が必要のようです。ご注意ください。
健康申告につきましては、引き続きWeChatミニプログラム版「海関旅客指尖服務」、アプリ版「掌上海関」またはネット版 (https://htdecl.chinaport.gov.cn) のいずれかから申告する必要がありますので、ご注意ください。
在中国日本国大使館