1月26日早朝の深圳北駅 Image via 深圳龙华
2024年の春節(2月10〜17日)に伴う大移動「春運」が、1月26日から始まりました。今年の春運は3月5日まで続く40日間となり、深センを移動する旅行者は前年比15.3%増の約1,300万人に達する見込みです。
各交通機関の「春運」旅客者予想数
各交通機関の利用者算出数は以下の通り
- 鉄道の旅客数は1,010万人(前年比28.8%増)
- 民間航空の旅客数は335万人(前年比31.5%増)
- 道路の旅客数は33万5,000人(前年比26.2%減)
- フェリーの旅客数は33万人(前年比29.2%増)
自家用車や配車サービスなどの旅行形態が一般的しており、民間航空、鉄道、フェリー交通の旅客輸送に占める割合は大幅に増加し、道路交通の旅客輸送に占める割合は減少しているのだそう。
2023年の春運に関するデータは以下のリンクから
春節期間中の交通機関運行情報
- 鉄道の1日平均の本数は、高速鉄道611本、通常鉄道83本
- 深圳空港の1日平均離着陸便数は約1,100便
- 深圳市は5,500台のバスを導入予定(座席数合計24万席以上)
- 深圳ー香港間のシャトルバスは、1日約900本往復予定
- フェリー旅客便数は、18のルートで合計88便(18,000席)
- 地下鉄は、春節の4日前と5日後に全鉄道網の運行時間を延長し、その後7日間は空港と駅を結ぶ主要路線の運行時間を延長予定
- 公共交通機関では、地下鉄に接続するバス12路線の運行時間を延長し、観光地向けの休日特別路線16路線を運行するほか、港湾のバス26路線の運行時間を延長し、重要エリアには200台を確保。
- タクシーは、11の企業が合計1100台の巡航タクシーを市内の緊急定員として確保し、市内5万台のタクシーが運行予定。
春運初日は深圳北駅でイベント開催
春運初日は、深圳北站迎春花サービスチームや龙华区玉龙学校民乐团によるダンスや演奏が披露されました。
2024年は深センを訪れる旅行者が増えると予想
今年は春節の休暇が長く、休暇や買い物、旅行のために深センを訪れる香港居民や内陸からの旅行者が増えると予想され、例年に比べて市内の公共交通機関の需要が大幅に増加すると見られています。
今年の春節旅客数は過去最高を更新する可能性があり、2月2日から9日までが春節前混雑のピークとなる模様です。春節期間中は深圳で働く出稼ぎ労働者が故郷に戻るケースが多いためゴーストタウンになりがちですが、今年は外部からの観光客で各地が盛り上がる…かもしれません。
Source:
深圳新闻网:人人人人人!今日,春运正式开启!深网记者现场直击→