最近は竜華区が熱い!
先日オープンした深セン初のコストコの目と鼻の先に位置する、深セン美術館(新館)は2023年11月に、そして併設されている深セン図書館(北館)は2023年12月末に正式開業し、深圳市都市文化の新たなランドマークとして話題を集めています。
床面積は6万6,000平方メートル、KSP ENGELによる建築デザインに加えて多彩なアート関連の展示が行われています。2月25日までは日本人アーティスト塩田千春さんによる展示もされています。
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表記のない写真は 高須正和氏撮影による
目次
深圳美术馆(新馆) Shenzhen Art Museum
深圳美术馆(新馆)展示ホールの面積は20,000平方メートルで、半屋外の彫刻展示エリアは3,900平方メートル、18の美術展示ホールのほか、絵画コレクション、学術講義室、美術図書室、公開教育活動スペース、美術カフェテリア、文化創作ショップ、地下駐車場などの多機能な支援サービススペースを完備。とにかく巨大です。
18の展示ホール
18の展示ホールにはそれぞれ特徴があります。
1階にある高さ13.9メートルの展示ホールは、組み合わせて大規模な展覧会を開催することも、フレキシブルに独立したスペースに分けることも可能。また1階には3,900平方メートルの半屋外彫刻ギャラリーがあり、大規模な彫刻展やインスタレーション展を開催することができます。3階には自然光を模したプロ仕様のライトフィルムが設置され、観客に作品鑑賞に最適な環境を提供できるとのこと。4階には専門的な恒温恒湿の展示キャビネットがあり、博物館級のコレクションを展示することができるようになっています。
現在は行われている展示の一例をご紹介。
影像时空——深圳美术馆馆藏影像艺术作品展(9/28-3/31)
深圳美術館所蔵ビデオアート作品展。深圳の歴史を感じることができます。
塩田千春:The Soul Trembles 颤动的灵魂(11/7-2/25)
ベルリン在住の日本人アーティスト塩田千春さんによる展示は会期延長で2月25日まで。
“山水间” ——陈琼贵中国画作品展(1/5-21)
陈琼贵というアーティストの作品展“山水间”。東洋と西洋の画法を融合させた風景スケッチが多いのだそう。
(オンライン展示中)回望·先行——深圳美术45年专题陈列展
1月7日まで展示されていた、過去40年間における深センの主要な歴史的出来事の軌跡が展示されています。会期は終了しましたが、オンラインで観覧可能となりました。以下のリンクから日本からも閲覧できます。
https://www.720yun.com/vr/32djO74weu9
1月14日までの期間は、フランスのメディアアート集団「OPLINEPRIZE」による展示「互生景观——艺术科技展法国奥普莱奖深圳首展 INTERWOVEN SCAPE——DIGITAL ART EXHIBITION FRANCE OPLINEPRIZE FIRST EXHIBITION IN SHENZHEN」が開催されていた模様です。
深セン図書館(北館) Shenzhen Library
VRスペースもあります。
アクセス・ロケーション
深圳美术馆(新馆)
深圳市龙华区腾龙路30号
地铁4/6号线「红山」站A1口步行约300米
开放时间:
9:00-17:00(16:30入館停止,月曜閉館)
最寄駅は地下鉄4号線「紅山」となります。コストコの目と鼻の先なので、お買い物の折にはぜひお立ち寄りください。
Source:
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