【速報】香港到着時、入出境カード記入は不要に

香港入境管理局は10月16日、香港への入境手続きをさらに簡素化するため香港訪問者による到着・出発申告書の提出要件を完全に廃止すると発表し、即日実施されました。これにより、すべての訪問者は到着時の入出境カード記入・提出が不要となりました。

すべての訪問者の「入境卡」(ARRIVAL CARD) 記入が不要

これまで、香港入境時にパスポートが必要なすべての乗客は、香港入境管理局の規定により、到着便への搭乗後または香港到着時に「入境卡」(ARRIVAL CARD)として知られている入境カードへの記入が義務付けられていました。 新たな措置が実施されることで入境時の手続きがさらにスムーズになります。すでに記入不要で香港に入境した旅行者もおり、かなり便利になった模様です。

当発表は、インバウンド観光客の増加について言及された香港の施政方針演説と関連しており、これにより香港を訪れる訪問者の手続きがさらに簡略化されます。

香港への観光客数増加の施策も

施政方針演説では他にも、香港への観光客数を増やすため中央政府に本土住民の香港への観光ビザをさらに最適化するよう要請していることが述べられました。これには、深センの「一签多行」(数次入境ビザ)の復活や、「一周一行」(週1回)ビザ発給政策の対象都市の拡大などが含まれます。中央政府の関連部門は、プロセスを加速させる方法を検討する意向を示しているようです。

本土ー香港入境の歴史

歴史を見ると、2009年に本土は深センの永住者に数次ビザによる個人での香港訪問を許可しました。しかし闇取引業者の問題が悪化したため、香港行政府は2014年に中央当局に「週1回」への変更を要請。それにより深セン永住者の香港個人訪問は2015年4月より「週1回」に変更されました。

しかし近年の香港は消費パターンの変化に直面し、地元企業は大きなプレッシャーにさらされています。ここ数か月の間、多くの議員が、深セン市民に対する「複数回入境許可」の復活と、「週1回」の政策を大湾区エリアの他の8つの本土都市にも拡大するよう強く求めてきました。これは、このエリアの7,800万人以上の住民による香港への個人旅行を促進することが目的となります。

施政方針演説では、保安局が沙头角開放計画における観光客の1日当たりの上限を年内に3,000人に引き上げること、また顔認証技術により、中英街に居住または勤務する人々が「非接触」で中英街への出入りを試験的に許可されることも言及されました。

今後ますます大湾区と香港のつながりが強化されることになりそうです。


Source:

澳门劳务网:香港宣布:即日起全面取消!

GovHK 香港政府一站通:Immigration Clearance

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